・・・・・・・っということで、昔はみんなビンボーだった。
【警告】ここから先は、食事前、食事中には絶対読まないこと。
畑には肥溜(こえだめ)というものがあって、お百姓さんたちは各戸から集めてきた糞尿を貯蔵していた。
四角い穴で、上にわらの屋根が斜めについていたと思う。
その糞尿を入れた桶(肥桶という)を天秤棒に担いで歩くお百姓さんの姿は、日本の畑には欠かせない風物詩であった。
もちろんその糞尿は、肥料に使うのである。
キャベツや白菜の上に柄杓ですくってかけるのである。
汚ったねー、凄くキッタネー。
昔の家庭では、台所洗剤なんて洒落たものは使っていなかったので、水で洗う程度である。
だから、昔の日本人のお腹には、回虫やら、サナダ虫やら、ギョウ虫やらが必ず住み着いていたのである。
・・・・・・
学校に行く通学路の近くには必ず肥溜があって、子供達はその前を息を止めて足早に駆け抜けるのである。
良く観察すると、表面は乾いているときは、それほど匂いはきつくなく、お百姓さんがかき回した後は、その半径30m範囲内は強烈な芳香に包まれる。
イチジク浣腸の空ケースが浮いていたりする。
もちろん、夏場は金蝿がウジャウジャたかっている。
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実際に見聞した事はないが、その中にハマる子供がいたそうだ。
そういう強運の子供は、病気にかからない元気な子に育つという迷信があった。
出来ることなら、そのハマった光景を想像しないほうが賢明であるといえよう。
(アナタいま想像したでしょ?)
・・・・・・遠い昔の日本に普通にあった、普通の風景である。