闇について(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、闇についての連想。


星影のワルツという歌が大昔にありましたが、


皆さんは星の光によって影が本当に出来ると思いますか?


それが出来るんですね。


もちろん、月の出ていない新月の夜。


西側に海がある海岸で、金星(宵の明星)に向かって立つと、


砂浜に自分の影が出来るんですよ。


そういう真っ暗な海岸は、日本には少ないでしょうが。


・・・・・・


皆さんは【dialog in the dark】というイベントがあるのをご存知でしょうか?


http://www.dialoginthedark.com/


要するに、何人かのグループで真っ暗闇の部屋を移動するんですが、


その案内役をする人が「盲人」なんです。


ということは、盲目の世界がどんなものかを体験できるというものなんです。


最後は、暗闇の中でお酒を飲みながら対話(dialog)するという趣向です。


実は、ぼくは参加したことが無いんです。


でも、そういう環境の中では、普段使っていなかった感覚を研ぎ澄まさなければならないということは分かるんです。


聴覚はもちろんのこと、臭覚もです。


とても人気が高く、チケットを購入するのも難しいと聞いています。


スッゴク、興味があるんですがね。


・・・・・・


実は、【dialog in the dark】よりずっと昔に、日本版があるのです。


長野の善光寺の「戒壇巡り」というのがそれです。


真っ暗な床下の通路を手探りで進み、「極楽の錠前」を探り当てるというものです。


その錠前に触ることが出来れば、極楽に行ける約束を交わしたということだそうです。


こちらは、体験済みですので、神様が嘘つきでなければ、ぼくは極楽に行けることになっています。


(^ε^)♪