・・・・・・・っということで、【人がお互いをよく知れば、憧れも憎しみも生まれないだろう】
という格言を吐いたエルバート・ハバードは人間の洞察力ではちょっと疑問があることを前回証明した(つもり)。
でも、本題であるブログで知り合った人に実際に会うという行為においては、この言葉は現実味を帯びる。
なんか、難しい言い回しだな。
これまでの回りくどい言い方と対照的に、ここでは結論をズバリ書いてしまう。
【ブログでは、相手を理想化しがちだ。】
・・・これが結論です。
さらに言うと、【相手の理想化した姿に自分を合わせようとしてしまう】
・・・っと言うことなのです。
先に述べたように、ブログでウソを書かない主義の人でさえ、自分のネガティブな面を敢えて晒そうとはしない。
本当のことは書くけれど、洗いざらいは書かないものなのである。
何となく分かりますよね。
ブログを長年書いていると、必ず波長の合う人と出会うものである。
ぼくみたいに、超偏屈なジジイでさえ、波長を合わせてくれる人がいるくらいだから、
読者が一人も付かないなんてあり得ないといって差し支えないだろう。
そういう読者とコメントやメールを交換していると、必ず「会ってみたい人」が出てくるのは自然なことである。
そこで、あの格言である。
会うことによって、【人がお互いをよく知れば、憧れも憎しみも生まれないだろう】という状態が生じる。
会うことによってお互いをより知ることが出来るのである。
お互いが理想化した相手に会うことによって。
・・・・つづく。