日本でCMBSを組成してきた身としては嬉しいような、残念なニュースです。
USのCMBSは上場されていて時価もあり、流動性が確保されているため、日本の投資信託も組み込んでいるのに対して、日本の金融は閉鎖的で直接金融や情報開示などが完全に発展途上で遅れているため、不動産ローンの証券化の復活は難しい状況にあります…
USのCMBSは、むかーし野村証券が大失敗してましたが、日本企業が最先端のUSで成功するのでしょうか…
本来はまず日本で…と期待しますが、正直、日本は間接金融主体で、参入障壁も高く、流動性も創出できず、さらに投資家の厚みがほとんどないので、きびしんでしょうね。
三菱商、米で不動産証券化 年10億ドル以上組成
日本企業の信用力生かす
2012/7/26 日経
三菱商事が米国で不動産の証券化事業に参入する。米金融子会社を通じて、商業用不動産向けローンを証券化する金融商品を組成する。今秋から始め、年間10億ドル(約780億円)以上の組成を目指す。仕組みが複雑な金融商品で、金融機関以外の参入は珍しい。欧州信用不安などで日本企業の相対的な信用力が高まっている状況を生かして機関投資家に売り込む。