10年ぶりに行った店 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

先週金曜日の晩。

 

 

急遽思い立って、晩御飯はピザを食べに行くことにしました。

 

 

でも、どのピザ屋に行く?

 

 

 

近所にもたくさんピザ屋はありますが、よく食べていた近所のピザ屋は閉店してしまってもうないし、どこへ行くか少し迷っていました。

 

 

 

 

そこで思い出したのが…

 

 

今の家を買う前に住んでいた家の近所で、よく行っていたピザ屋さん。

 

 

 

そこのピザが大好きで、2004年から引っ越しするまで(10年前まで)、ピザと言えばそこへ食べに行っていたものです。

 

 

 

引っ越してからも別にそこへ行けばよかったのですが、今の家の付近を知るためにもいろいろなお店を当時試していて、ちょうど値段も味も悪くないピザ屋を近所に見つけたので、そこに通うようになりました。

 

 

でも、そのピザ屋もなくなってしまった今…

 

「久しぶりに10年前まで行ってた、あそこへ行ってみない?」

 

ということになり、10年ぶりに行ったのでした。

 

 

ピピウは初めて。

 

 

 

そもそも、店はまだあるのだろうか?という疑問があって、ググってみると、まだありました。

しかも、Googleでは高評価。

 

 

10年ぶりだし、かなり値上げしてるかな?

味が落ちたりしていないかな?

という不安はありましたが、とりあえず行ってみることに。

 

 

行ってみると、10年前と同じように、狭い店は多くの客でにぎわっていました。

まだ、開店したばかりの時間だというのに。

 

 

 

ここのピザ職人さんは女性。

その職人さんも(外からキッチンが見える)、レジ係のお兄さんも、一部のウエイトレスさんも…10年前と変わっていませんでした。

 

ピザの値段も10年前に比べるとほとんど変わっていません。

 

たぶん10ユーロを超えるピザはメニューになかったと思います。

ほとんどが6~8ユーロ。

2024年、今のフィレンツェでそれってかなりすごいことですタラー

 

外食して10ユーロ以下のメニューなんてほとんど見かけませんからね。

パニーノ(サンドイッチ)でさえ10ユーロの時代です。

 

 

 

 

さて、肝心のピザはどうか?

 

 

運ばれてきたピザは皿の中に納まっていました。

ということは、10年前より小さくなってる


私はポルチーニのピザ(白)を食べました。

 

以前は皿からはみ出すほどの大きさのピザだったので。

 

値段をおさえるために、小さくしたのかな?

 

少し不安がよぎりましたが、いざ食べてみると…

 

 

 

 

 

 

なんで、

10年も

ここに

ピザを食べに

来なかったんだろう!

 

 

 

 

 

と後悔する味でした。

 

 

相変わらず美味しかった。

 

 

  



生地は厚くてモチモチの生地です。

 

すごく材料に凝っているとかではまったくありません。

 

普通のピザ。

 

でも、その“普通のピザ”がここまで美味しいのは、やっぱり職人の技術なのかな???

 

 




ピザが小さくなったのは少し寂しく感じましたが、10年前は皿からはみ出る大きさで、けっきょくピザのみみ(ソースがない周りの部分)は残してたんですよね。

でも、今回はモチモチのみみまで完食しました。

もちろん、お腹はいっぱい。

だから、“小さくて物足りない”というわけではありませんでした。

ある意味、ちょうどいいのかも。

 

 

ピピウはいつものように耳は残し、デザートのリクエスト。

 

チョコレートチーズケーキを注文して食べました。

私も食べましたが、確実に手作りの味。

感動するほど美味しくもありませんが、優しい味がしました。





 

このお店はお友達とおしゃべりしながら何時間も居座る感じじゃなくて、さっと食べて、さっと帰るが基本。

 

私たちが店内にいた時間は1時間もなかったです。

 

開店の時間に行ったので、私たちは待つことなく中に入れましたが、私たちが外に出るころには、外で待っている人が何人もいました。

 

 

だから、さっさと出ないとね。

 

 

 

 

ここのピザ職人さん、ずっと昔にアメリカのピザコンテストか何かで優勝していて、アメリカでは有名だった?アメリカのガイドブックに載っている?らしく、私たちが通っていたときからアメリカ人の客が多いです。

今もそうでした。

なので、客層はフィレンツェ人(地元民)とアメリカ人。

 

フィレンツェ人にこのピザ屋の名前を言うと、知ってる人が多いです。

 

 

 

味、お値段、サービス、人柄…

どれも10点満点!拍手

*我が家の評価

 

 

 

ここ最近で一番満足した外食だったかもしれません泣き笑い

 

 

 

「これから、3人でピザの時はここだな。」

 

とダンナ。

 

 

私も賛成。

 

 

 

2024年1月。

 

10年ぶりに私たちのピザ屋のルーツに戻ったのでした。笑

 

 

 

 

 

 

 

ピピウには「ピピウが生まれる前、ピザを食べるときはいつもここに来てたんだ。モチモチで美味しいよ。」と言ってたからだと思いますが、「フィレンツェで一番美味しいピザグッと言っていました泣き笑い

 

 

私たち家族的にはそうかも。

 

 

 

 

 

全く変わってなかったわけじゃないけど(ピザが小さくなってたから、実質は値上げしてる)、お店の人たちの人柄と、ピザの味といった大切なところは変わってなかった。

 

10年経っても人と味が変わらない飲食店て、本当に貴重だと思います。

 

 

 

 

絶対にまた行くピザ

 







 

 

 

 

 

 

 

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