先日のこと。
ダンナの運転でピピウを車の後部座席に乗せて走っていると、ピピウが
「マンマ!漢字!
“ぎょうざ”って書いてある!」
と。
確かに、中華レストランの看板に
餃子の絵🥟と、
漢字で餃子と書いてありました。
最初は餃子の絵🥟を見て餃子って言ったんだろうなと思ったのですが…
“漢字!ぎょうざって書いてある!”
って言ったってことは…
餃子という漢字を読んだってこと?
ピピウに
「絵を見て“ぎょうざ”って言ったの?
それとも漢字を見て“ぎょうざ”って言ったの?」
と聞くと、
「漢字を読んだよ」
と言うピピウ。
うーん、真相や如何に!?
ピピウが通う日本語補習校ではまだ漢字をしていません。
(現在日本では小学1年生)
ピピウは漢字が読めません。
でも、どういった文字が“漢字”であるかは認識しているようで、時々、中国語で書かれた看板とか、中国製のおもちゃに書かれている中国の漢字を見ては、「マンマ、あれは漢字?」と聞いてきます。
ま、漢字なのですが…そのほとんどは日本の漢字ではなく、中国語の漢字です。
ピピウが読んだ?かもしれない“餃子”も中国語の漢字で、“餃”が正しくはこれとはちょっと違っていました。
本当に“餃子”という漢字が読めたかどうかは分かりませんが、確かに“餃子”という漢字は私の生活圏ではわりと目にする漢字かもしれません。
日本にいると、どこにいても漢字が溢れています。
しかし、フィレンツェに住んでいると、漢字を一日に一度も目にしないことのほうが多いです。
漢字を視覚から覚えるという意味では、かなりのハンデがあると思われます。
漢字って、
本当に難しい!
音読み、訓読みって何よ!?
なんで、いろんな読み方があるのよ!
って生徒さんたちが言うの、分かるわ。
ピピウの通う日本語補習校でも、2学期から漢字学習が始まるのかなぁ…。
ピピウ、覚えるかな?
餃子が本当に読めてたとしたら、食べ物の漢字をいつも見えるところに書いて貼っておけば、食いしん坊のピピウなら覚えるかも???
餃子🥟も大好物!
もしかしたら、ピピウが初めて読めた漢字は
餃子(中国語)🥟
かもしれない。
という話でした。
おわり
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