ピピウの小学校へ行きたくない病、継続中。
「マンマ、マンマが小学校へ行って。ぼくはバッボ(パパ)と働くから。」
できることなら是非ともそうしたいです
ピピウがあまり頻繁にそう言うものだから、ふと考えてしまった自分が小学生のころ、中学生のころ。
夏が近いせいか、小さかったころの夏のにおいとくだらない思い出がよみがえってきました。
プールの塩素のにおい
浜風のにおい
すいかのにおい
そうめんのにおい
お盆の線香のにおい
夕立のにおい
湿ったアスファルトのにおい
クラブ(バレーボール)で流した汗のにおい
体育館のにおい
花火のけむりのにおい
朝からだるいラジオ体操
お盆にいとこたちがお泊りに来る特別感
夏祭りと花火大会の喧騒
友達とする大量の宿題
めんどくさいけどそれなりに楽しい夏期講習
オリンピックや24時間テレビを明け方まで見る無駄な努力
24時間テレビを見ると夏休みも終盤と感じる切なさ
家族旅行
毎年、毎年、同じような、でもすごく充実した夏を過ごしてきて、当時はこの夏の繰り返しがずっと続くものだと勘違いしていたんだと思います。
大人になってからは当時感じていた夏のにおいは少し変わってしまったか、なくなってしまったし、
当時しんどいと思ったラジオ体操や大量の宿題はしなくてもよくなったけれど、その分ワクワクすることもずっと少なくなってしまいました。
やっぱり、学生の、子供の夏休みはいい
あの無意味さがいい。
あの繰り返しがいい。
あの忙しいけれど時間が有り余ってる感がいい。
今の子供たちの夏休みはそんなじゃないのかな?
ピピウは小学生になりたくないと言います。
でも、この限られた"学生"、"子供"という期間が、どれだけ特別で、楽しい期間かというのは、きっとだいぶ大人になってから分かるもの。
ピピウにもここイタリアで、楽しい学校生活を、子供時代を送ってほしいと思います。
ピピウは将来、どんなにおい、どんなくだらないことを思い出すのだろう?
当たり前だと思っていた時間が、最高に輝いていた時間に見える。
20年後、“今”が輝いて見えているのでしょうか?
そう見えるように、今年の夏も家族でいっぱい思い出を作りたいです
インスタしてます。
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