イタリアで日本語を教えること15年以上。
私の生徒として11年も一緒に日本語を勉強してくれたグループがありまして、私の中で彼らはもう殿堂入り
残念ながら、去年の12月でグループとしては解散してしまいましたが、交流はまだ続いています。
…ってな記事を書いたのがこちら↓
さて、そのメンバーの1人が、30歳?31歳?の男性なのですが…
少し前にアパートを購入しまして、「招待するから待ってて!」と言ってくれていたのですが…
今回、本当に招待してもらい、前回のBarでの朝食以来、久しぶりに彼のアパートにみんなで集合したのでした。
(また、ダンナとピピウも一緒に招待してもらいました。)
彼のアパートは、建物の最上階で、インテリアのセンスも良く、とても居心地よかったです
そして、昼ご飯!
男性1人なんでね、「何か持って行こうか?」と言ったのですが、「何も持ってこなくて来なくていいです。」と生徒さん。
とりあえずワインを持参しておじゃますると…
予想以上の料理でもてなしてくれました
前菜はサンドイッチ、数種類のチーズとチーズに合わせるジャム、数種類のハム、そして、彼が焼いたパリパリのスキャッチャータ
サンドイッチの奥に見えるのがパリパリのスキャッチャータ。
これが、美味しかったこと!
そして、トスカーナの夏の代表料理パンツァネッラ。
固くなったパンを水に浸したあと、強く絞ってバラバラにして、いろいろな野菜と混ぜる、パンのサラダ(?)的な料理です。
正直、前菜だけでけっこうお腹いっぱいに
でも、用意してくれていたパスタが…
彼のおばあちゃん直伝のニョッキ
彼が1人で作ったんですよ。
すごくないですか?
そのニョッキに合わせるのは、これも彼が金曜日から煮込んだというラグー(ミートソース)
本当に美味しかったです
このニョッキ、「大きいな!」と見たときに思ったのですが、トゥルンとした食感で見た目より重くなかったんです。
ラグーもとても美味しかった!
お腹がはちきれそうでしたが、ドルチェ(デザート)は彼のお母さんが焼いてくれたという、梨のチョコレートケーキ
食べない訳にはいきません
お腹がいっぱいだったけど、とても美味しいケーキでした
ケーキは彼のお母さんの手作りでしたが、その他は全部彼が準備した料理。
特にスキャッチャータとニョッキとラグーは「料理上手!」と思う味でした。
イタリア人、たぶんダンナの両親の世代、今の60代以上のイタリア人女性は料理上手な人が多いように思います。
でも、私世代になると、グルメなイタリア人でも、男女関係なく料理ができる人というのがぐっと減るような気がします。
(かなり私の個人的な感想ですが)
だから、彼はイタリア人の中でも料理上手なほうだと思います。
うちはダンナも好んで料理をするので、誰かを招待するとき、私ではなくダンナが料理するということもよくありますが、今まで招待してもらったなかで、男性が1人で作った料理をご馳走になったのは…これで2回目かも。
もう一人は日伊夫婦のお友達で、そこもだんなさんが料理上手。でも、私たち世代。
自分たちよりかなり年下の男性の手料理は今回が初めてですね。
久しぶりに元生徒さんたちに会えて楽しかったし、料理は美味しかったし、アパートは素敵だったしで、楽しい日曜日の午後を過ごすことができました。
感謝
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