ペルー式(?)誕生日会が楽しかった件 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

今回は日本滞在とか、父のこととか全く関係ありません。

 

リアルタイムのイタリア生活のこと。

 

 

 

 

去年の9月からほぼアフターコロナモードに入ったイタリアでは…というか私の周りでは、誕生日会が再開しています。

 

 

日本では子供の誕生日を大人数を招待して盛大に祝う!…という記憶があまりないのですが、イタリアではクラス全員が招待されることも多いです。(実際に全員くることはないのだけれど。)

更に、親戚とか、同じクラスでなくても仲良しの子とか、総勢20人以上の子供たちにその子たちの兄弟と親たち…と、大規模になることも多々。

 

 

 

すごいよねタラー

 

 

 

9月から、何回かピピウのクラスメイトのお誕生日会におじゃましました。

 

 

で、先週の日曜日のお誕生日会の主役はペルー人の男の子。

家族みんなペルー人です。

 

今回の主役をLくんとします。

 

 

Lくんはピピウのクラスメイトで、我が家に遊びに来たことはないし、ピピウもお家におじゃましたことはありませんが、公園で何度か一緒になって、ピピウもLくんと楽しそうに遊んでいました。

 

 

幼稚園の先生の話でもピピウと仲がいいのは基本的に2人の男の子なのですが、その他にピピウとよく遊ぶ子たちというので上がってきた名前の中にこのLくんの名前もありました。

 

 

ピピウに「Lくんのお誕生日会があるんだって。行きたい?」と聞くと「行きたい!」と言うので、参加させてもらうことにしました。

 

 

 

会場は近所のペルーレストラン。

 

 

ペルー…私にとっては未知の国です。

 

ペルー料理も食べたことがなく、どんな国なのか想像もつきません。

 

ペルーといえば…

 

インカ帝国

 

マチュピチュ遺跡

 

フジモリ元大統領

 

くらいしか思い浮かばない無知な私タラー

 

 

 

どんな誕生日会なんだろう…?とちょっと興味もありました。

 

 

 

蓋を開けてみたら、イタリア人の誕生日会と変わりはなかったのですが、

(そりゃそうよね。私だって、日本の誕生日会をイメージされても、スタイルが違うんだからイタリア式になるわ。たぶん出す食べ物に少し和の物が入るくらい?)

やはり“これはペルー式!?”と思うこともありました。

 

 

先に断っておきますが、ペルー人の知り合いがたくさんいるわけではないので、もしかしたらペルー云々ではなく、そのLくんファミリーの個性の場合もあります。

 

 

 

 

参加者はイタリア人とペルー人、半々くらいでした。

参加した子供たちは20人以上いたと思われます。

 

 

イタリアのお誕生日会では“アニマトーレ”と呼ばれる手品や踊りや歌やペイントなどで子供たちを楽しませてくれるプロが呼ばれる場合が多いです。

 

子供たちはアニマトーレに任せ、大人たちは大人たちで楽しむスタイルがイタリアでは多いような気がします。

 

 

で、このアニマトーレに全く関心を示さないのが我が息子ピピウタラー

 

 

なぜかピピウはアニマトーレに興味がなく、お菓子を食べながら、みんなとアニマトーレが遊ぶのを輪の外から見てる…というのが定番でした。

 

 

今回もそんな感じかなと思っていたのですが…

 

 

今回呼ばれていたペルー人のアニマトーレ(女性だったので正しくはアニマトリーチェといいます。)がすごくて!

 

基本イタリア語、時々スペイン語が混ざり、子供たちだけでなく、保護者もどんどん巻き込んで踊りやゲームをしていくのです。

 

なので、保護者達も全員参加。

 

 

 

 

行われたゲームの一つに、選ばれた男の子3人、女の子3人が前に出て、音楽に合わせて踊り、一番上手に踊れた子におもちゃのプレゼントというものがありました。

 

それにピピウも選ばれ…タラー

 

“これは…踊らないか、私のところに来て辞退か???”

 

と心の中で思った私ですが…

 

みんなの前でマイクを向けられ、名前や年齢を質問されてもちゃんと答えていましたし、踊りも恥ずかしがらずにノリノリで踊り、

なんと!ピピウ、おもちゃGET!

 

 

あのピピウが!?

 

もう、私、感動して泣きそうになったよね悲しい

 

 

それがパーティーの最初の方で、みんなに踊りを褒められ、おもちゃももらって、その後ピピウ絶好調!

 

だから、その後も仲良しの子がゲームや踊りに参加しなくても、ピピウは自分からどんどん参加して楽しく遊んでいました。






 

ピピウ、初めてアニマトリーチェと遊ぶキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

パーティー中、“これはペルースタイル?”と少しびっくりしたのは…

 

かり物競走みたいなゲームで、借りるものがなんと…

 

クレジットカード札束

 

50ユーロ札お札

 

 

最初、アニマトリーチェがそれらのお題を言ったとき、私は冗談で言ってるんだと思ってたんです。

 

が…お題の訂正が入らないあんぐり

 

そして、子供たちは親のところに「クレジットカードちょうだい!」「50ユーロちょうだい!」と駆け寄ってくる…

 

マジか!?

 

 

 

 

 

ピピウも例にもれずそう言いながら私のところへ駆け寄ってきましたが、私は渡しませんでした。

 

で、顕著だったのが…

ペルー人参加者はそれらのお題の物を子供たちに渡してたんです。

イタリア人参加者は、私が見た限り誰も子供たちに渡していませんでした。

 

なので、そういったお題の時はペルー人の子供たちの圧勝。

 

 

良い悪いはおいておいて…

きっとそういう文化なのかな?と思って私は見ていました。

 

 

 

 

あと、ビックリしたのは…

 

ペルー料理!スプーンフォーク

 

すっごく美味しい唐揚げがあった!

日本の唐揚げに近い気がしました。

 

あと、名前聞いたけど忘れたのが…

豚肉とジャガイモの煮込み。

むっちゃ美味しかったです。

 

他にもリゾットみたいなお米料理とかいろいろありました。

 

美味しいペルー料理にビックリ。

 

 

 

 

やっぱり世界は広いよね。

知らないことだらけ。





本当に、いろいろ楽しい誕生日会でした。

 

Lくんのご両親に感謝です。

 

 

父も空の上からピピウの活躍を見ててくれたかな?


 

 

 

 

 

3月はピピウの誕生日があります。

 

私は…Lくんのような誕生日会をオーガナイズするのは無理真顔

 

でも、ピピウの意見を聞いて、今年もピピウの6歳の誕生日を祝いたいと思います。

 

 

 

 

もう6歳なのね…

 

早い!もう、すぐに成人してしまいそう!

 

 

 

 

 

 


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