一番 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

私は小さい時から父に「お前が一番かわいい」と言われて育ちました。

 

 

よく考えてみたら、兄がかわいそうよね真顔

 

 

 

 

 

 

むかーしむかしのブログにも書いたことがあると思うのですが…

 

私が子供のころ、母と父に「崖に私とお兄ちゃんとお父さん(お母さん)がいて、一人しか助けられないなら誰を助ける?」と聞いたことがあります。

 

母は「選べない。」と言いました。

 

“父の中で私がナンバー1”と自負していた子供のころの私は、父はきっと“私”を選ぶだろうと思っていました。

 

ところが、父の答えは意外にも「K子(母)」でした。

 

 

父曰く、父が母と結婚したから兄と私が生まれたわけで、私たち子供はそのあとからついてきたのだと。

 

だから、父の一番は“母”でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の日本帰国中、兄家族もみんな揃っているときに、なぜかそういう話になって、兄が父に「おかんと、シェコ、どっちが大事?」と聞きました。

 

すると、父は「う…ん、それはやっぱり…」と悩んだ結果…

 

 

 

「シェコだなぁ。」

 

 

 


 

私もそうでしたが、たぶん兄も母も“母”が選ばれると思っていたのでびっくり!泣き笑い

 

シェコなんかーい!

 

と、みんなで大爆笑でしたよ。

 

 

 

約30年以上経って、私が父の一番に選ばれたのでしたハート

 

 

 

 

「もー、毎日看病してるのは私なのにー!笑」と笑いながら母。

 

そして…

 

大爆笑してたけど、選択肢にも入っていなかった兄って一体…タラー

 

 

 

 

 

 

でも、一つ言えるのは、

 

私も兄も母も、父にすごく愛されていたこと。

 

これは真実です。

 

 

 

妻や子供たちに、言葉で、態度で、ちゃんと愛を伝えていた父は、私の両親の世代では珍しいほうかもしれません。

 

 

もちろん、私の父は完璧な父親でも、夫でも、人間でもなかったけれど、私にとってはよき父親でした。

 

最初から最後の最後まで…。

 

 

 私もダンナとピピウを大切にしようと思います。


言葉でも態度でも、大切な家族にちゃんと愛を伝えられる人間でありたいと思います。


父のように。

 

 

 

 


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