老い | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪


今朝は診療所まで車で義父の送り迎えをしました。

 

 

眼科の検診があった義父。

 



9月のはじめ、ダンナの実家へ行ったときにその話になって、

 

「診療所の場所がどこか分からない。」

 

と義父が言っていました。

 

 

予約用紙には診療所の住所が書かれていましたが、インターネットを使わない義父(78歳)。

 

Gooleマップで検索するという技術は持ち合わせていません。

 

 

なので、私がその時、スマホで場所を検索し、義父に地図を見せながら説明しました。

 

 

義父の家から車で10分ほどのところでした。

 

 

 

それでも、最近はよく知らない道に車で行くのを嫌がる義父。

 

 

まぁ…わからないでもありません。

 

 

しかも、眼科の検診なので、そもそも行きはよくても、帰りは運転してはいけません。

 

 

「バスで行くにもバス停が分からないし…

タクシーで行くかなぁ…。」

 

 

と言っていました。

 

 

 

しかし、検診は午前中で、私は特に用事が入っていなかったので、

 

「私が車で送迎しようか?」

 

と言いました。

 

 

 

義父は

 

「そうしてくれると、大変ありがたい。

ありがとう。」

 

と言いました。

 

 

 

 

これまで義父はあまり私やダンナに頼ることはしませんでした。

 

たぶんですが、義父は私やダンナに“頼む”ことが嫌いだったように思います。

 

ま、これまでも、頼まれなくても何か問題があれば動かなければならないのはダンナと私でしたが…。でも、義妹へのほうが義両親は頼みやすいのだと思います。でも、この義妹が…。

おっと…このへんで止めておきます。

 

 

 

だから、今回も私がそう言っても「No」と言うかなぁ…と少し思ってました。

 

 

ところが、義父が意外にも私の提案を受け入れたのでちょっとびっくりしました。

 

 

 

 

 

義父は軽い糖尿病があるものの、78歳の今でも元気そのもの。

 

頭もしっかりしていますし、足腰が痛いと言いつつも、色々な検査をしつつ、健康状態を保っています。

 

 

 

でも、やっぱり78歳。

 

私が初めて出会った18年前の義父とは違います。

 

 

 

だいぶ丸くなりましたし、できないことも多くなってきました。

 

 

 

 

私たちがPANDA(私用の車)を買うときに考えたことの一つが、義両親のことでした。

 

そう遠くない将来、買い物も私かダンナが車で連れて行かなければならない時がくるでしょう。

(義母は免許は持っていますが、運転しません。)

 

そうなったときに、二人乗りの車ではダメだし、ある程度荷物のつめる車が便利です。

(フィレンツェ市内、ピピウの送迎だけなら二人乗りか4人乗りでも3ドアの小さい車が便利。)

 

それもあって今の車を選んだというのもあります。

 

やっぱり、そうしておいてよかったなと、今も思います。

 

 

 

 

 

ありがたいことに義両親共にまだまだ元気なので、私やダンナがお世話をしているわけではありませんが(むしろ、ピピウがお世話になっていますが)、いつかお世話する日が来るのだなぁ…と義父を助手席に乗せて思った朝なのでした。

 

 

日本で私の両親にもしてあげたい。

 

 

 




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