もう祝わなくてもいい… | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

6月20日はピピウの2番目の誕生日でした。

 

 

“2番目の誕生日”というのは

ピピウが生まれる予定だった日、

出産予定日です。

 

 

 

3か月も早く生まれてしまったピピウ。

 

 

2-3歳までは修正月齢、修正年齢がけっこう気になりました。

 

それに、今まで短腸症候群という病気をかかえ、

本当に頑張ってきたし、

今もがんばっているし、

年に2回、お誕生日をお祝いしてもいいじゃないか!

と、年に2回お祝いしてきましたが…

 

去年の2番目のお誕生日に

「2番目のお誕生日おめでとう!」

と言うと…

 

 

プレゼントとケーキを

おねだりされた真顔

 

 

 

そうだよね。

 

誕生日だもんね。

 

プレゼントとケーキがいるよね。

 

 

 

去年はレゴのプレゼントをあげたはず。

 

 

 

 

 

 

でも…

 

今年から“2番目の誕生日”はピピウには言わないでおこうと思います。

 

 

 

本当のお誕生日を3月にお祝いして

それをピピウが今は理解していること、

もう修正年齢で考えなくてもよくなったことなど

が理由です。

 

 

 

 

 

2番目のお誕生日をお祝いしていたころは修正年齢が気になっていました。

 

ピピウが生まれた日、本当の誕生日は辛い思いでが多すぎて、心から祝うことができませんでした。

 

6月20日に

“本当なら今日生まれるはずだったのに…”

と強く思っていました。

 

 

 

 

でも、今は、本当の誕生日を心から祝えます。

 

“はずだったのに…”とはあまり思わなくなりました。

 

 

 

 

 

あと…

 

2017年の6月に生まれるはずが

2017年の3月に生まれたため、

日本の学校の場合、学年が変わってきてしまいました。

イタリアの学校は2017年1月生まれから2017年12月生まれまでの子供たちが一学年です。

 

ここはイタリアなので、あまり関係ないといえばないのですが、

日本の学校に準ずる日本語補習校では

早産で生まれ、

予定日の6月に生まれなかったため、

学年が一つ変わってしまいました。

 

 

 

 

早産のうえに、早生まれ…

 

入園させた当初は心配でしたが、

優しいお友達たちと、先生に助けられ、

毎週楽しく通っています。

 

 

 

 

 

補習校クラスのメンバーで週末おでかけしたとき

補習校のクラスのお友達とその兄弟と

嬉しそうに遊んでいるピピウを見ると

もし、ピピウが出産予定日に生まれていたら

こうしてこのメンバーで

遊ぶこともなかっただろうな

とふと思いました。

 

予定日に生まれていたら生まれていたで、

また違ったお友達ができたのかもしれませんが、

早産で3月に生まれ、

未熟児のうえに早生まれ

という負担をピピウにかけることになったことに

負い目を感じていた私には

今のクラスで楽しくやってくれていることが

本当に嬉しいのです。

 

 

 

そう思える日が来るなんて…。

補習校のクラスメイトとそのご両親、先生には本当に感謝!

 

 

 

 

 

 

まだピピウの腸は綱渡り状態ですが、

この平穏な日々がずっと続きますように。

 

 

そんなことを思ったピピウの5回目の2番目のお誕生日でした。

 

 




本人には言わないけれど…

 

今年もおめでとう。

 

そして、2回目のお誕生日を祝わなくてもいいと思えるようになった私に

 

これもまた、おめでとう。

 

 

 

 

 

 


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