見習いたいと思った | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先週のこと。

 

 

天気が良かった日は、昼ご飯を食べてすぐにピピウと公園へ行っていました。

 

午後4時以降の公園は、学校が終わった子供たちでカオスなのですが、

それまではすいているのです。

 

 

その日、公園に着くと、ピピウより少し小さいくらいの女の子と、ピピウより大きいと思われる5歳?6歳?くらいの女の子が一緒に遊んでいました。

 



ピピウは公園にある小さな小屋の天井に、

カーニバルの時期に公園にばらまかれた紙の紐を拾って着けて遊んでいました。




 

すると、それを見た、小さいほうの女の子が、

私たちがいる小屋の方に来て、

ニヤッと笑ったかと思うと、

小屋の外側から、ピピウが天井に着けた紙の紐を

 

がばっ!

 

と、全部取って、走って逃げて行ったのです。

 

 

 

一瞬のことで、私、声も出ず…

 

“ピピウ、怒る?泣く?

なんて声かけよう…”

 

と、思っている途中で…

 

 

 

「わ~!

全部持ってっちゃった!

すごく速かったね~、

マンマ笑い泣き

 

 

 

と、怒るどころか、大爆笑のピピウ。

 

 

 

 



 

 

あんた、器がデカイわ。

 

 

 

 



 

その後、また小屋から出て、紙の紐を拾い、黙々と天井に飾っていくピピウ。

 

 

それを見ていた、年の大きいほうの女の子が、ピピウのために紙の紐を拾い集め、ピピウに持ってきてくれました。

 

「Grazie!

Grazie mille!

(ありがとう!ほんとうにありがとう!)」

 

と女の子にお礼を言うピピウ。

 

私も、女の子に。

 

「Grazie.

Che gentile!

(ありがとう。なんて親切なの!)」

 

と女の子に言いました。

 

 

すると、女の子はそれが嬉しかったのか、

更に紙の紐を探しに行ってくれて、

紙の紐を奪い取った小さな女の子も、その光景を見て、紙の紐を集めて持ってきてくれました。

 

 

最終的に女の子たちのおかげで沢山集まった紙の紐に大満足のピピウ。




 

 

小屋の天井のデコレーションに飽きたころには、

この女の子たちと追いかけっこもしていました。

 

 

 

 

 

子供ってすごいね。

 

 

 

 

 

わがままで、駄々をこねだすと手に負えないピピウですが、

ふとした瞬間に、この子の個性や、優しさや、成長が見られ、

嬉しい母なのでした。

 

 

 

怒るより、

泣くより、

許し、

笑い飛ばすほうがいい。

 

そのほうが、

後で上手くいく。

 

 

 

 

いやー、子供の哲学、奥が深いわ。

 

 

 

 

 

 

 


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