肝臓と手術について 1 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

遡ること1ヶ月半前。



短腸症候群のピピウのお腹にガスが溜まり、痛いと泣き出したので、急いで救急に連れていきました。



救急で診てくださったドクターは、ガスを抜き、浣腸をして、そのまま家に帰す様子だったのですが、レントゲンを撮ったあと、外科が念のため入院させたいということで入院になりました。



ピピウがお世話になっている病院の外科はここ1年半のうちにトップのドクターも変わり、同じ病院の同じ病棟なのに様変わりしていました。





入院中、何度か知っている外科のドクターに「教授(現在外科のトップ。腸のスペシャリスト。)と話す必要がある。」と言われたのですが、結局、入院中に教授がピピウのもとを訪れることはありませんでした。


結局、ピピウの主治医は今まで執刀してくれたDr.N?

それとも教授?





入院中、いろいろな検査をして、肝臓の数値があり得ないくらい高いことが発覚。


それがウイルスやバクテリアによる炎症なのか、それとも肝臓に問題があるのか、検査をしながら様子をみることになりました。


数日後、数値はまだ高いものの、毎日順調に下がっているということでということで退院。


ただし、3週間後にもう一度肝臓の数値の検査をして、4週間後に外来に来るように言われました。





退院してから間もなく、病院からダンナに電話があり、肝臓科外来の日にちを12月にずらしたいということでした。

"教授"が診察できるようにとのことでした。


大学病院なので、教授はたくさんいます。

肝臓専門の偉い先生が診てくれるのかな?と思いました。









退院後、予約が入っていたのは肝臓の数値血液検査だけでなく、造影検査もありました。


造影検査をした日、入院中に指示された通り、ピピウの食事内容と時間を細かく記録した書類と、血糖値をはかっていたので、それが記録されている器械を返却しに糖尿病科へ連絡すると、「これらの調査は外科の指示だったので、外科へ持って行ってください。」と。





それで造影検査が終わったあと、外科へ行ったのです。


外科で訳を話すと「それはおかしい。」と。


だと思った。笑


外科のドクターが糖尿病科に電話で問い合わせてくれている間、他の外科のドクターに声をかけられました。


「今日は造影検査だったわよね?レントゲン技師にここに来るように言われたの?」


なので、別件で来たことを伝えると、


「そう。今日の造影検査については外来で教授から説明があるわ。」







「あの、外科とのアポはないんですけど。」



「肝臓の外来があるでしょ?そこに教授もいらっしゃるわ。」







え!?








別に教授が悪者な訳ではないです。

むしろ、腸に関してはヨーロッパでも有数の名医。

心強いくらいなんですが…



どうやら外科はピピウの腸の手術をしたいようなのです。

それは入院前、救急でピピウがレントゲンを撮ったときから。



しかし、順調に成長している今手術をするのは反対のピピウの栄養科の主治医。

入院中、外科にそう訴えていたのは、ピピウをNICU退院後からずっと診てくださっているその栄養科の主治医でした。






なので、私とダンナにしたら、その外科の教授がピピウを診たいというのは恐怖なわけです。

また手術になったらどうしようという…。




もちろん、必要な手術ならばサインしますとも。

今までそうしてきたように。


でも、できることなら手術室にまた送りたくないのが親心。


特に信頼する、ピピウをずっと診てくださっているドクターが反対されるならなおさらです。






結局、書類と器械は栄養科と糖尿病科へ持っていくように言われました。




それでも、外科へ行った収穫はありました。


12月に変更になった外来に、外科の教授がいることが分かったのです。





それを知って、私もダンナも真っ青になたっのでした。



つづく






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