メディアを疑え! | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

今日は(も)完全なるつぶやきです。

 

 

 

もう、日本でもウイルス騒ぎにはうんざりされていることでしょう。

 

私もその一人です。

 

 

 

ただ、先週から咳があり、その後発熱してしまったピピウ。

(現在は元気です。)

 

 

先週の月曜日からピピウと家にひきこもりだったので(レッスンのために数時間家をでましたが)、

もう、私自身ウイルスの話題しかないという…💧

 

 

 

 

先週の金曜日、晩御飯を食べた後、

「買い物に行ってくる!」

と、ダンナにピピウを預け、スーパーへとでかけました。

 

 

ひきこもっていたので、買い物はいつもダンナに任せていたのですが、

やっぱり、私が行って買うものも決めたいし、

そして、何より、

外の空気が吸いたかったから!

 

ま、それが第一の理由です。

 

 

スクーターでブーンと行ってきました。

 

 

 

コロナウイルス騒ぎで物がスーパーから消えたと言われてから初めて行ったスーパー。

 

 

 

普通でした。

 

 

 

食品も日用品もいつも通り棚に並んでいました。

 

なんなら、除菌液、消毒液とかもたくさんありました。

 

除菌ハンドジェルは噂通りありませんでしたけどね。

 

おもいっきりアジア人顔の私ですが、いやな顔一つされませんでした。

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスがアジアで騒がれ始めたころ(1月半ば)、イタリアの姪(中学生)が私にメッセージを送ってきました。

 

メッセージには「新ウイルスのこと知ってる?TVニュースとネットで見たんだけど、中国で2000人以上、韓国で16人、日本で17人、ドイツで6人の感染者なんでしょう?」と。

 

少し意味不明なメッセージ。

 

なぜわざわざ感染者数を私にメッセージしてくるのか?

 

そこにはアジア人を批判したりといった雰囲気はありませんでしたが、ウイルスを心配している様子が感じ取れました。

 

なので、「じゃ、今からネットで2019‐2020年の世界のインフルエンザ感染者数とそれが原因の死亡者数を調べてみて。きっとコロナウイルス感染者数、死亡者数より多いはずなのに、誰も騒がないのはなぜ?」と返信しました。

 

姪からの返信は、「本当だね。」でした。

 

 

おせっかい覚悟で、「ネットやTVの情報は便利だけど、それが全てだとは思わないようにね。本当に“確実だ”と言えるのは、自分の目で実際に見たこと。時には“情報”を“疑う“ことも必要だからね。」とメッセージしました。

 

「そうだね。そうする。」と姪からは返信がありました。

 

 

 

彼女の心に私の言葉が届いたかどうか分からないけれど、頭の隅のほうでいいから「あぁ、おばがこんなこと言ってたな。」って覚えていて欲しいことではあります。

コロナウイルスに限らずね。

 

 



私はかなりネットを使いますし、かなり依存してると思います。

でも、SNSなどであるニュースを見たとして、それが気になる内容だった場合、

それが本当のニュースかどうか、公式サイトや、その他の情報も集めるようにしています。

 

今となっては、フェイクニュースのほうが多いくらいの気持ちでいます。

 

 

大学での専攻がこういったことだったので。

当時はまだSNSなんてほとんどありませんでしたけど、その時でさえ“メディアを疑え”と言われていたわけで…。

 

今なんて、頭から疑うくらいのほうがいいと個人的には思ってます。

 

 

私も書いているこのブログだって、できるだけ正しいイタリア情報をとは思っていますが、

ブログは私の仕事ではありません。趣味です。

趣味のブログに私の思ったこと、経験したことを中心に書いているのですから、

あることについて書いたとろころで、専門家でもなければ、それについて研究しているわけでもないのです。

 

だから、責任が持てないというと無責任に聞こえますが、

イタリアに住んでいる日本人がみんな私のような考えを持っているわけではないし、

イタリア全体が私が見ているイタリアと同じかというと、そうではない。

 

それは確実です。

 

 


私がブログで発信しているのは、イタリアのほんの一部の情報と現実、子育て“日記”であることを念頭においていただけると嬉しいです。

 

 

 


誰でも、どこでも、公に文章を公開できるようになって、これまで得られなかった情報も得られるようになりました。

本当に便利になりました。

 

私もブログやSNSから得た情報で、“助かったー!”って思うことや、“知っててよかったー!”と思うこともたくさんあります。

海外での和食レシピ情報とか、旅行の際の人気スポットとか、調べるのに最高です。

 


でも、大切な問題であればあるほど、その情報源は何、誰、どこなのか。

どこまで信憑性のある情報なのか。

しっかりと分別していかなければならない時代なのだと思います。

 

 

もう、“情報”は与えられるものではなく、選ぶものなのだと思います。

 

与えられる情報すべてを鵜呑みにしていては、真実など絶対に見えてきません。

 

だからこそ、今は情報を得る側に知識と知性、要は“教育”が必要とされているのだと思います。

 

 

 

私個人の意見としては、日本やイタリアの小学校でもメディアリテラシーの授業を組み込んでほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

これから、ピピウが生きていく時代はどうなっているのか想像もつきませんが…

 

ピピウには「メディを疑え!」は絶対に教育しようと思います。

 

 

 

 

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