フィレンツェに住民票があると… | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪



いろいろなイベントが前の広場でも開かれる


フィレンツェのサンタ・クローチェ教会





フィレンツェの教会や庭園などは、全部が全部ではありませんが、


フィレンツェ市の住民であれば、


または、フィレンツェ県の住民であれば、


無料で入場できる…


というところがあります。






サンタ・クローチェ教会もその一つだと聞き、


行ってみたら…




ホントだえーっ!!




フィレンツェ市民と県民は入場無料と書いてある目


私はこれまで、入るとき、チケット買ってましたよ…。




すこし列がてきていたチケット売り場。


通りかかった係員に、

「フィレンツェに住民票があるんですが、無料で入れるんですか?

とりあえず、チケット売り場に並ばないといけませんか?」

と聞くと、

「いやいや、直接入り口の係員にIDカード(身分証明書)を見せればいいですよ。」

と。



ラッキーキラキラ



並ばずに、しかも無料で入れるって、


フィレンツェ市民でいてよかったと感じる一瞬でしたね。





で。


久しぶりにサンタ・クローチェ教会の中に入ったんですが…。



本当にすばらしいねキラキラ



教会なんですが、そんじょそこらの美術館よりもかなり充実した内容です。


一般の入場料は6ユーロなんですが、中に入れば「6ユーロは安い!」と思うはず。




教会内はフラッシュをたかなければ写真撮影OKです。




久しぶりに、全体像というよりも、私の好きなところに焦点をあてて写真を撮ってみました。





ダンテの墓


でも、二人ともぐったり疲れてる…みたいな?




ジョットの壁画 聖フランチェスコの伝説の一部


サンタ・クローチェ教会は聖フランチェスコ派なんだそう。

無知な私は、どれが聖フランチェスコか分からない…汗

みんな同じ髪型なんだもん…。

おそらく、亡くなったのが聖フランチェスコ?






中央祭壇


圧巻。高さもあるので、ずっと見てると首がいたくなってきます。

これ、壁や天井まで全部絵で埋めるの、どれくらいかかったんでしょうね…。







タッデオ・ガッディの壁画 聖母マリアの生涯の一部


きれいな色。

布の下の女性のボディーラインまでわかる。

柔らかそう。 







天使が「どっこいしょ」と腰をかけて怠けている 


ウソ






ランプ













ジョットやら、チマブーエやら、ドナテッロやら…


歴史の教科書に載っている芸術家の作品が、自然に目の前に現れるから、

未だにびっくりします。


そんな数多くの芸術作品の中で、今回、私が一番惹きつけられたのは、


Agnolo Bronzinoのこの絵でした。












もうその、筋肉とか…   あぁ、光が反射してる…涙









人肌の温かさが伝わってくるようなやわらかさとか…








生きているようなまなざしとか…



大きな、大きな絵なんですが、


描かれている一人一人が大変魅力的でした。




これまでにも4、5回、サンタ・クローチェ教会には入ったことがあるんですが…


この絵をこんなにじっくり見たのは初めてだったお思います。


いやー、いい絵だ。←何様?




イタリアの美術館や教会って、見るものがありすぎて、


一回入ったくらいでは、メインのいくつかの作品を見るので


集中力も尽きてしまうんですよね…。


なので、何度足を運んでも、新しい発見があります。








渡り廊下に出て。










修道院の方へと移動。


こちらも見所満載です。


パッツィ家礼拝堂は残念ながら修復中でした。








ドナテッロ作 トゥールーズの聖ルイ像


すんごい下のアングルから。鼻の穴も見えます。










タッデオ・ガッディの生命の木











このサンタ・クローチェ教会は


ミケランジェロ、


ダンテ、


ガリレオ・ガリレイ、


マキャヴェリ、


などの著名人の墓があることでも有名です。








いやはや、何度も入っているのに、見てないものってやっぱりいっぱいあるね。



今度は、どこに行こうかな~。



フィレンツェ、すごすぎ。







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