金曜日の夜。
いつものメンバー3人で女子会
今回は外で。
久しぶりに中華が食べたいということで、
中華レストランに行くことになったのですが、
今回行ったのはオープンしてそんなに経っていない、とある中華レストラン。
客のほとんどは中国人で、四川料理が味わえるらしい…。
ということで、3人とも初めてそのレストランに行ってみたのでした。
このレストランがね…
かなりツッコミどころ満載だったのですよ。
~ツッコミどころ その1~
レストランの前に着いてすぐ思ったのが、
「え?ここ中華レストラン?」
特に中華レストランの看板もでておらず、レストランの外観はピザ屋さん。
どうやら、中華レストランがオープンするまではピザ屋だった模様。
あれれ?
レストラン改装せずに
そのまま使っちゃった?
しかも、イタリアンと中華じゃかなりムード違うよね?
~ツッコミどころ その2~
とりあえず店内に入ってみる。
8時前には入店したにも関わらず、既に満席。
しかも、店内を見渡す限り、90%以上は中国人。
私たちの他に、3人の日本人の方(フィレンツェ在住に違いない)と
観光客なのかなんなのか西洋人2人(英語を話していた)、
そのほか、みんさん、フィレンツェに住んでいるだろう中国人の方々。
なんかね…
そこは日本でもない、イタリアでもない…
アウエーに乗り込んだ感100%!
「すごいねー。フィレンツェじゃないみたい。外国に来たみたい!」
とちょっと中国旅行に来た感覚に陥りました。
~ツッコミどころ その3~
満席だったのですが、少し待ってやっと席に座れました。
店内は若い中国人男性のウエイターさん2人が切り盛りしていたのですが、
お店は満員なので大忙しのウエイターさん。
席に着くと、
テーブルクロスならぬ、大きな紙を持ってきてバーッ!とテーブルに敷いて、
箸と皿をバーン!と思ってきてくれました。
で、メニューも持ってきてくれたのですが…
メニューはプラスチックのファイル。爆
だから店の名前さえも分かりゃしねー。
とりあえずメニューを開けて見てみるものの…
イタリア語も中国語もいまいちどんな料理なのか想像できない。
「麻婆豆腐」だけは分かった私たち。
「酢豚」も食べたかったんですが、どれが酢豚だか分からずじまい。
とりえあえず、漢字とイタリア語単語から肉か魚か野菜か分かるくらい。
そして、最終ページは…
なぜか中国語オンリーイタリア語訳、諦めたか!?
「何?何?裏メニュー?中国人だけのためのメニュー?」
と気になってしまうのが人間の性。
でも、結局、漢字で野菜とか肉とか分かったところで、
一体どんな料理が運ばれてくるか分からないので
この日は無難にイタリア語訳もあるメニューの中から選んだのでした。
あぁ、でも、いつか中国語オンリーメニュー注文したい!
他にも、
よく見てみれば店内に書いてある言葉、トイレの表示、トイレの中に書いてあることも、
全て中国語。
いやー、徹底してるね~。
漢字圏の国に生まれて良かったってちょっと思っちゃったよ。
~ツッコミどころ その4~
四川料理を出すと聞いていたこのレストラン。
だから辛いよ~と。
メニューには辛さのレベルが唐辛子のデザインで表示されていました。
唐辛子3つが辛さMAXだったかな?
で、とりあえず、麻婆豆腐は食べたいと。
「辛いの、OKです。」「私も辛いの大丈夫。」
ということで、辛い麻婆豆腐を注文。
あと、スープが食べたいということで、魚のスープを注文したら
「もう魚ない、肉でいい?」と言われ、お肉のスープ。
その他、白ご飯と春巻き、
「これは酢豚かな?」と思われる、豚肉甘辛炒め(?)
ってなふうにイタリア語で書いてあったものを注文しました。
そして、やってきた麻婆豆腐がこちら。↓
おいしそうでしょ~♪
一番最初に運ばれてきて、
おいしそー!と3人でお皿に分けて食べ始めたのですが…
辛いー
唐辛子の辛さもさることながら、
なんだったんでしょうあのスパイシーさ!
おそらく山椒だろうということで私たち3人のなかでは落ち着いたのですが…。
辛いものにはけっこう強いほうですが、
これは本当に辛かった…というかスパイシーでした!
訳が分からないスパイスで
「舌がピリピリする…」
と言っていたところでやってきたスープがこちら。↓
どーん!
見るからに辛そう!
食べてみると予想通り辛い!スパイシー!
でも、どうやら上に振りかけてある粉がスパイスらしく、
どんぶりの底からお肉や白菜を取ると、そんなに辛くなくて美味しかったです。
他に、酢豚だろうと思って頼んだメニューは酢豚ではなかったけれど、
辛くなくて美味しかったし、追加注文した白菜炒めも美味しかったです。
いやー、四川のスパイシー料理、恐るべし!
本場四川の料理はこんなにスパイシーなの?!
~ツッコミどころ その5~
最初、ビールを注文していたのですが、
料理の辛さのあまり、これは水が必要だということになり、
水を注文するために忙しそうなウエイターさんを呼び止めました。
「お水ください。」とイタリア語で言うと…
返事無し。チーン
ささーっとどこかへ行ってしまいました。
「あれ?分かったのかな?無視された?」と不安だったのですが、
ウエイターのお兄さん、ちゃんとお水を持ってきてくれました。
ウエイターのお兄さん、
基本、返事なし。
というか、会話なし。爆
しかもね、このレストランの2人のウエイターさんのすごいところって、
メニューを注文してもメモしない。
「すごいねー。これ、最後、会計のとき分かるのかな?」
とまた不安になるも…。
どうやらキチンと私たちが注文したメニューは覚えていたらしい。
いやー、すごいね。
たとえ返事してくれなくても、すんごい仕事できるんだなって感心したよ。
本当に私たちは一体どこへ来てしまったのだろう?
と思うようなレストランでした!
楽しかったですよー。
あの激辛料理を除けば、料理も美味しかったです☆
お店は綺麗なわけではないし、万人に受けるようなレストランではなないかもしれませんが、
私はまた行ってみたいと思いましたね。
中国、行ったことないけど、
中国の食堂とかに行ったらこんなカンジなのかな~と思いました。
もう、レストランのインパクトが強すぎて、
女子会でしゃべるよりもむしろ、レストランと料理についてしゃべってたかも?笑
今度は、ダンナを連れて行ってみたいと思います。
ダンナ、アドベンチャー好きなので。
本当に楽しい夕食でした♪
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