楽しいレストラン | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

金曜日の夜。


いつものメンバー3人で女子会音譜



今回は外で。



久しぶりに中華が食べたいということで、

中華レストランに行くことになったのですが、

今回行ったのはオープンしてそんなに経っていない、とある中華レストラン。


客のほとんどは中国人で、四川料理が味わえるらしい…。


ということで、3人とも初めてそのレストランに行ってみたのでした。




このレストランがね…


かなりツッコミどころ満載だったのですよ。







~ツッコミどころ その1~


レストランの前に着いてすぐ思ったのが、


「え?ここ中華レストラン?」


特に中華レストランの看板もでておらず、レストランの外観はピザ屋さん。


どうやら、中華レストランがオープンするまではピザ屋だった模様。


あれれ?

レストラン改装せずに

そのまま使っちゃった?

しかも、イタリアンと中華じゃかなりムード違うよね?







~ツッコミどころ その2~


とりあえず店内に入ってみる。


8時前には入店したにも関わらず、既に満席。


しかも、店内を見渡す限り、90%以上は中国人


私たちの他に、3人の日本人の方(フィレンツェ在住に違いない)と

観光客なのかなんなのか西洋人2人(英語を話していた)、

そのほか、みんさん、フィレンツェに住んでいるだろう中国人の方々。


なんかね…


そこは日本でもない、イタリアでもない…


アウエーに乗り込んだ感100%!



「すごいねー。フィレンツェじゃないみたい。外国に来たみたい!」


とちょっと中国旅行に来た感覚に陥りました。








~ツッコミどころ その3~


満席だったのですが、少し待ってやっと席に座れました。


店内は若い中国人男性のウエイターさん2人が切り盛りしていたのですが、

お店は満員なので大忙しのウエイターさん。


席に着くと、

テーブルクロスならぬ、大きな紙を持ってきてバーッ!とテーブルに敷いて、

箸と皿をバーン!と思ってきてくれました。


で、メニューも持ってきてくれたのですが…


メニューはプラスチックのファイル。爆


だから店の名前さえも分かりゃしねー。




とりあえずメニューを開けて見てみるものの…


イタリア語も中国語もいまいちどんな料理なのか想像できない。


「麻婆豆腐」だけは分かった私たち。


「酢豚」も食べたかったんですが、どれが酢豚だか分からずじまい。


とりえあえず、漢字とイタリア語単語から肉か魚か野菜か分かるくらい。


そして、最終ページは…


なぜか中国語オンリー中国イタリア語訳、諦めたか!?


「何?何?裏メニュー?中国人だけのためのメニュー?」

と気になってしまうのが人間の性。



でも、結局、漢字で野菜とか肉とか分かったところで、

一体どんな料理が運ばれてくるか分からないので

この日は無難にイタリア語訳もあるメニューの中から選んだのでした。


あぁ、でも、いつか中国語オンリーメニュー注文したい!



他にも、

よく見てみれば店内に書いてある言葉、トイレの表示、トイレの中に書いてあることも、

全て中国語

いやー、徹底してるね~。



漢字圏の国に生まれて良かったってちょっと思っちゃったよ。







~ツッコミどころ その4~


四川料理を出すと聞いていたこのレストラン。

だから辛いよ~と。


メニューには辛さのレベルが唐辛子のデザインで表示されていました。


唐辛子3つが辛さMAXだったかな?



で、とりあえず、麻婆豆腐は食べたいと。


「辛いの、OKです。」「私も辛いの大丈夫。」


ということで、辛い麻婆豆腐を注文。


あと、スープが食べたいということで、魚のスープを注文したら

「もう魚ない、肉でいい?」と言われ、お肉のスープ。

その他、白ご飯と春巻き、

「これは酢豚かな?」と思われる、豚肉甘辛炒め(?)

ってなふうにイタリア語で書いてあったものを注文しました。


そして、やってきた麻婆豆腐がこちら。↓



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おいしそうでしょ~♪


一番最初に運ばれてきて、

おいしそー!と3人でお皿に分けて食べ始めたのですが…



辛いーメラメラ


唐辛子の辛さもさることながら、

なんだったんでしょうあのスパイシーさ!

おそらく山椒だろうということで私たち3人のなかでは落ち着いたのですが…。


辛いものにはけっこう強いほうですが、

これは本当に辛かった…というかスパイシーでした!



訳が分からないスパイスで

「舌がピリピリする…汗

と言っていたところでやってきたスープがこちら。↓



憧れの(?)Italia Firenze生活  


どーん!


見るからに辛そう!


食べてみると予想通り辛い!スパイシー!


でも、どうやら上に振りかけてある粉がスパイスらしく、

どんぶりの底からお肉や白菜を取ると、そんなに辛くなくて美味しかったです。


他に、酢豚だろうと思って頼んだメニューは酢豚ではなかったけれど、

辛くなくて美味しかったし、追加注文した白菜炒めも美味しかったです。


いやー、四川のスパイシー料理、恐るべし!

本場四川の料理はこんなにスパイシーなの?!






~ツッコミどころ その5~


最初、ビールを注文していたのですが、

料理の辛さのあまり、これは水が必要だということになり、

水を注文するために忙しそうなウエイターさんを呼び止めました。


「お水ください。」とイタリア語で言うと…




返事無し。チーン


ささーっとどこかへ行ってしまいました。



「あれ?分かったのかな?無視された?」と不安だったのですが、

ウエイターのお兄さん、ちゃんとお水を持ってきてくれました。



ウエイターのお兄さん、

基本、返事なし。

というか、会話なし。爆



しかもね、このレストランの2人のウエイターさんのすごいところって、

メニューを注文してもメモしない


「すごいねー。これ、最後、会計のとき分かるのかな?」

とまた不安になるも…。



どうやらキチンと私たちが注文したメニューは覚えていたらしい。


いやー、すごいね。

たとえ返事してくれなくても、すんごい仕事できるんだなって感心したよ。













本当に私たちは一体どこへ来てしまったのだろう?

と思うようなレストランでした!


楽しかったですよー。


あの激辛料理を除けば、料理も美味しかったです☆


お店は綺麗なわけではないし、万人に受けるようなレストランではなないかもしれませんが、

私はまた行ってみたいと思いましたね。


中国、行ったことないけど、

中国の食堂とかに行ったらこんなカンジなのかな~と思いました。



もう、レストランのインパクトが強すぎて、

女子会でしゃべるよりもむしろ、レストランと料理についてしゃべってたかも?笑



今度は、ダンナを連れて行ってみたいと思います。


ダンナ、アドベンチャー好きなので。





本当に楽しい夕食でした♪



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