イタリア男の心意気? | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪



前回のブログに…


イタリア人には、

何人だろうが、脈ありの女性なら当たって砕けろ!

という精神があるような気がする…。


と、書きました。


私がそう思う理由なのですが、きっかけは、数年前、知人から聞いたこんなエピソードから。




ある日、私の知人の知り合いのイタリア人男性(当時彼女なし)が、クラブに踊りに行ったそう。


目的は女の子をひっかけるため。


彼はとりあえず自分の好みの女の子、脈がありそうな女の子に声をかけたそう。


「僕と一緒に踊らない?僕と一緒に飲まない?」


と。


女の子の返事は、


「No.」



あらら、残念。


私の感覚としては、女の子に断られたら凹むんじゃないかと思うんですが、

この男性曰く、


「“No”と言われたらしょうがない。次ぎだ!次ぎ!」


なんだそうです。



彼はくじけませんでした。


クラブにはたっくさんの女の子がいるのです。


チャレンジあるのみ!



「僕と一緒に踊らない?」


「No.」



「僕と一緒に飲まない?」


「No.」



「僕と一緒に踊らない?」


「No.」



「僕と一緒に飲まない?」


「No.」




「次ぎだ!次ぎ!」の精神で、いろんな女の子に声をかけまくったそうです。


最後に「Si.(Yes)」という返事をもらえたかどうかは知人の話では定かではないのですが、

その話を聞いて、私は、


「タフだな~~~~。」


と感心したわけです。



あまりにも印象的な、面白い話だったので、私は家に帰ってダンナに話しました。


そして、


「昔はあなたもそうだった?「次ぎだ!次ぎ!」ってSiって答えがもらえるまでがんばった?」


「その日の気分にもよるし、どんな女の子がいるかにもよるけど汗

 でも、男ならがんばるもんだろ?


と。




そういうものなのか?




今のイタリア人の若い世代(10代)はまた違うのかもしれないけれど、

ダンナの世代(アラフォー)はどうやらがんばる、もしくはがんばった世代のようです。



草食系男子なんて言葉がある今の日本では考えがたい!?





女の子に対してだけでなく、ダンナの世代はポジティブ思想で、前へ前へと進んで行く人が多いような気がします。



標的がなんだろうが、

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる????




そのポジティブ前進思考、是非、見習いたいものです。