
前年からの身売り話

その身売り先として名前があがったのが
『Mobage』を運営する『DeNA』
そのときも今も
DeNAがどんな会社なのか

細かいところまでは知らないけど
携帯ゲームとかもやらない
自分にとっては世の中に流れ出してくる
DeNAの情報がすべてで
ただでさえ、
社会人になって多少世の中のことが
わかってきた年になっての
身売り話に不安感

にわかにあれもこれも
信じることなんてできなかったし、
正直、不信感

なんていっても、1ファンとして
できることなんて何かあるわけでもなく
2011年12月1日
『横浜DeNAベイスターズ、誕生』




新球団となった
ベイスターズ球団の運営方針は、
『横浜』や『ベイスターズ』ではなく
『DeNA』を全面に押し出してくるもので
やっぱり強い抵抗感を感じてた

この頃はハマスタには野球を、
ベイスターズ選手を応援しに行ってるだけ
って気持ちが大きかったかな

それから月日が流れていき…
自分のDeNAアレルギーが
一気になくなっていったのは
迎えた2015年シーズンの始め

2年前に発売された現ベイスターズの
オーナー南場智子さん著
『不格好経営-チームDeNAの挑戦-』の
舞台裏についてつづられた
前ベイスターズのオーナー春田真さん著の

を読んでから

自分が一番知りたかった
球団買収の本当の目的みたいなのが
一切隠すことなく書かれていて
やっぱりそうかと思う部分もあったけど
会社DeNAや野球に思い入れについても
しっかり知ることもできて
えらそうな言い方だけど
自分のベイスターズに対する思いを
『DeNA』に託してもいいかなって
…そんなわけで
いつも心のどこかにあった
DeNA拒否症も2015年からは薄くなり
全部を全部『そうだ


受け入れられたわけではないけど

野球の勝敗も大切だけど
ボールパークとしてのハマスタに
次はどんな一手を打ってくるんだって



今年もたくさんのことがあって
ここでは振り返りきれないけど











今年も夏の終わりに近づいた9月、
手にしたのが
ベイスターズ球団池田純社長(当時)の

ベイスターズの球団社長に就任してからの
苦労だったり、やってきたこととかが
あっという間に読み切ってしまうくらい
たくさん書かれてた

なん度も出てくる
地域密着だったり横浜に対する思いが
読み終えたあとも心に残って
これからも
この球団社長と共に
ベイスターズは歩んで行くんだなって…
そう思っていたから

IT業界では常識なのか
DeNAっていう
会社に集う人たちがそうなのかは
本当の理由はわからないけど
10月16日に発表になった
池田球団社長の退任には驚いたな

ちょっと
新社長はどんな人なのかとか
不安もあるけど
ベイスターズの本拠地、
横浜スタジアム

その思いに、
今は感謝の気持ちでいっぱいです



