解説できるほどは詳しくは知らないし
本当のところはわからないけど
自分が産まれるずっと前に起きた
『事件』をきっかけに
長い間プロ野球界とアマチュア野球界には
おっきな壁があった、けど
ここ数年、
ようやくその壁がなくなり始めてる
そしてそういう中で2013年に始まった
ベイスターズファームチーム、
神奈川県野球協会(企業・クラブチーム)、
神奈川大学野球連盟の代表チームが
プロアマの垣根を越えて戦う
「神奈川県野球交流戦」は
すごい画期的だなって
とはいえなかなか
見に来ることはできてなかったけど
今日ついにその決勝戦を観戦に
…熱戦の会場は
ベイスターズファームチーム本拠地
『横須賀スタジアム』
「夏空だね」
神奈川県野球交流戦、
これまでの優勝チームは
第1回大会優勝:関東学院大学
第2回大会優勝:JX-ENEOS
第3回大会優勝:ベイスターズファーム
と神奈川野球のレベルの高さとともに
トーナメント戦を勝ち上がる
難しさがうかがえる
と、今日はもちろん
2連覇を狙うベイスターズを
応援したかったけど
すでに昨日の準決勝で敗退してた
迎えた第4回大会決勝戦は
初の社会人チーム同士の戦いとなった
初優勝を狙う『東芝』対
第2回大会優勝チーム『JX-ENEOS』の
「顔合わせに」
…社会人チームの野球を見るのは
4年前に東京ドームに
都市対抗野球を見に行って以来
正直、出場している選手で知っているのは
ベイスターズ♯0山崎憲晴選手の弟さんが
JX-ENEOSにいるってことくらい
しかも、
それも昨日お知り合いから聞いたという
「♯4山崎珠嗣選手」
…12時過ぎからキャッチボールなどの
「アップが始まった」
同じリーグに
所属しているチーム同士だから
そんなことはないかもしれないけど
自分が学生野球をやってたころ
トーナメントで対戦するチームは
初めてあたることが多くて
情報が少ないので
このいったアップとかシートノックから
相手選手を分析していたのを
「思い出した」
試合開始の整列がスタンドへ向けてで
ちょっとはっとした決勝戦のスタメンは
「こちら」
東芝の先発は、
「♯18佐藤翔太投手(東洋大学)」
今日投げたの見た感じでは
130km/h後半のストレートに
スライダー、カーブが持ち球だと思うけど
(ネット情報だとチェンジアップもある)
初回からなかなかストライクが入らず
フォアボールでランナーを貯めたところで
打席にはJX-ENEOSの
「8番♯27猪又弘樹選手(青山学院大学)」
快音を残して放たれた打球は
レフトスタンド後方の森の中へ消える
「特大の先制3ランホームラン」
ホームランを打った♯27猪又弘樹選手、
このあとも塁に出ては盗塁を決めたり
打ってはさらに2塁打、
守ってはキャッチャーとして
チームを引っ張ってて、まだ22歳
「どこまで伸びるか、すごく気になる」
一方、JX-ENEOSの先発は
去年のドラフト候補にもあがった
「♯11船本一樹投手(法政大学)」
188cmの長身から繰り出される
140km/h前半のストレートに
スライダーを織り交ぜて
(ネット情報だとシンカー、シュートもある)
打たせてとる感じのピッチングだったかな
それよりも24歳なのってくらい
ひょうひょうとベテランみたいな
マウンドさばきが印象的だった
試合展開は、
3回からマウンドにあがった
東芝のピッチャー
「♯13加嶋宏毅投手(慶應大学)」が好投
東芝攻撃陣は4回攻撃前に円陣を組んで
船本投手攻略法を探るも
お互いに次の1点が取れず
「終盤へ」
JX-ENEOSは7回から継投に入り
7回はホークス♯19森福投手を彷彿とさせる
「♯17高梨雄平投手(早稲田大学)」
8、9回は
「♯13鈴木健矢投手(木更津総合高校)」
社会人選手の目標が
プロ野球選手かどうかは別にして
今日見させてもらった選手の中で
今にでもプロでも行けそうな感じだった
…と、試合はこのまま両チームとも
ホームベースを踏むことなくJX-ENEOSが
「2年ぶり2度目の優勝」
…試合後、印象に残ったのは
いつものことなのかもしれないけど
試合後、表彰式の準備が整うまでの間
準優勝となった東芝チームがずっと
ベンチ前でミーティングをしてたシーン
たしかに勝ってこそ得るものもあるけど
負けたときこそしっかりその戦いを
振り返ることがやっぱり大切なんだって
そして…個人的には
プロ野球以外の高校野球だったり、
大学野球だったりそれこそ
社会人野球については勉強不足から
誰が誰だかわからなくて
観戦のきっかけがなかなかないけど
こうして
神奈川県の野球チームが交流する機会から
いろんな選手を知ることができて
改めて、
知ることから始めることも大切だなって
最後の最後になってしまいましたが
JX-ENEOSのみなさん
「優勝、おめでとうございます」
…それにしても、陽が傾いてきて
閉会式のあとに流れていた
安室奈美恵さんの『Hero』が
やけに心にしみたぁ
神奈川県野球交流戦
第1回大会優勝:関東学院大学
第2回大会優勝:JX-ENEOS
第3回大会優勝:ベイスターズファーム
第4回大会優勝:JX-ENEOS