4日目は、博多です。

この日はなんと地元のプロ野球チームであるソフトバンクホークスの優勝パレードびっくりがある日!


駅周辺や中心部はものすごい人出で、その熱気に圧倒されましたが、私たちはパレードとは関係なく、静かに歴史に触れるべく福岡城跡へと向かいました。

1日目はこちらです。

 

 

2日目はこちらです。

 

 

3日目はこちらです。

 

 

 

目次

  • 福岡城跡を深く知る:黒田家の歴史と壮大な石垣

  • 旅を彩るグルメとお土産:奮発した絶品生どら焼き

  • 3泊4日の旅を振り返って:移動と計画の重要性

  • 歴史と平和を深く考える時間:原爆資料館と平和公園

  • 長女の熱望で「出島」へ

  • 長崎グルメ!岩崎本舗の「角煮まんじゅう」


福岡城跡を深く知る:黒田家の歴史と壮大な石垣

福岡城跡は、福岡市の中心部に位置しながら、都会の喧騒を忘れさせてくれる歴史的な空間です。


築城の背景と歴史
福岡城は、江戸時代初期の慶長6年(1601年)から7年がかりで築かれた、九州最大級の城郭です。

築城主は、関ヶ原の戦いの功績により筑前国(ちくぜんのくに)を与えられた黒田長政

彼の父は、軍師として名高い黒田官兵衛(如水)です。

 

長政は、福崎(ふくざき)と呼ばれていたこの地を、父官兵衛の祖先が住んでいた備前国福岡(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)にちなんで「福岡」と名付けました。

これが現在の「福岡」という地名の始まりです。


城の規模は広大で、約47万平方メートル(東京ドーム約10個分)の敷地を持ち、櫓(やぐら)が47棟もあったことから、「舞鶴城(まいづるじょう)」という別名も持っています。

 


天守台と壮大な石垣
残念ながら、現在、城のシンボルである天守閣は現存していません。
しかし、天守台に立つと、かつてここに巨大な建造物があったのかと感じることができます。

石垣の迫力:
特に目を引いたのは、その壮大な石垣です。
城跡全体に残る石垣の規模と美しさは圧巻で、「どうやってこんな巨大な石を積み上げたのだろう」と、当時の高い土木技術に思いを馳せながら見学しました。その積み方も多様で、場所によって異なる技法が使われている点も歴史的な見どころの一つです。




鴻臚館(こうろかん)の見学:
城跡内にある鴻臚館跡(こうろかんあと)もあわせて見学しました。
鴻臚館は、古代の迎賓館・外交施設で、唐や新羅など海外の使節をもてなした場所です。福岡城跡の地下から発見された遺跡で、日本の古代外交の歴史を学ぶことができる貴重なスポットです。

季節の彩りと公園としての活用
広大な敷地は現在、舞鶴公園として整備されており、市民の憩いの場となっています。
私たちが訪れた時期は、ちょうど見頃を迎えていた紅葉の美しさ紅葉に感動!
色鮮やかな木々が石垣と見事なコントラストをなし、多くの人が写真撮影を楽しんでいました。
春には桜の名所としても有名のようです。




ガイドさんとの出会い:
ちょうど週末だったためか、ボランティアのガイドさんがいらっしゃり、歴史や城にまつわる興味深いお話を聞くことができ、より深く楽しむことができました。
歴史的背景を知ると、ただの石垣もまた違ったものに見えてきます。

要注意!石畳の洗礼
散策中、上の方へ登っていく際の石畳の道が印象的でした。
晴れた日だったため、景色を楽しみながら歩けましたが、もし雨の日傘であれば、本当に滑ってしまいそう驚きなくらい注意が必要な道でした。

もし行かれる方は、天候に関わらず歩きやすい靴をおすすめします。
 


旅を彩るグルメとお土産:奮発した絶品生どら焼き

混雑を避けて「ゆで太郎」へ
お昼ご飯は、本当は博多うどんをいただきたかったのですが、駅周辺のあまりの混雑に断念えーん

赤坂駅近くにあった「ゆで太郎」で、手軽にお蕎麦をいただきました。
これはこれで、旅の途中でほっと一息つけるひとときでした。

究極のお土産!「伊都きんぐの生どら焼き」
帰りの時間を午後3時にしていたため、それまでにお土産を買いに博多駅構内の「マイング」へ。
ここで、どうしても食べたかったものが「伊都きんぐ」どらきんぐ・生 (なま)です。

 

 


価格に驚愕!:
なんと税込で1個700円超えびっくり
 一瞬ひるみましたが、「今年のあまおう苺を使ったどら焼き。食べずに後悔するなら…」と思い切って購入を決意。

3個で2,100円の幸福:
私の分と長女、母の分も合わせ、合計3個購入。
2,100円のどら焼き、普段なら絶対に買わない贅沢ですが、一口食べると、確かに納得の美味しさでした。
あまおう苺いちごが丸ごと一粒入っているおり、あんことの絶妙なバランスが最高でした。
旅の特別な思い出としては、大満足の買い物となりました。


地元ドラッグストアでゲットしたお菓子
お土産の定番とは別に、個人的に九州でどうしても欲しかったものがありました。

それは、「堅あげポテト 九州しょうゆ味」です。
観光客向けの店舗ではなかなか見つからず、地元のドラッグストアで見つけて即購入!やはり、こういう地域限定品は、地元のスーパーやドラッグストアの方が入手しやすいのだと再認識しました。

また、以前夫がお土産で買ってきて美味しかった、焼き芋スイーツ「博多ぽてと」も単品で購入。これもまた、旅の楽しみの一つです。


娘のお土産選び
長女は、こういう時に奮発してお土産を買います爆  笑
長崎では『かすてら』を、博多では私が買ったものとは別に『博多ぽてと』や『筑紫もち』を買っていました。

その他にもわらび餅も買っていて、こういう時にお金をすごく使います。

一方で、次女はですね、お土産のお菓子などに全く興味がないんです。どら焼きも全く興味がないようで、「いらない」と言われたので買いませんでした。
本当に、姉妹でもこれだけ差が出るのだなと思って、面白いです。

 

 


3泊4日の旅を振り返って:移動と計画の重要性

最高の旅程と「移動」の現実
午後3時に博多を出発し、自宅に着いたのは午後7時半頃。

翌日には学校や仕事があるため、片付けはそこそこに、すぐに寝床につきました。
3泊4日の旅は、子供たちが大きくなって初めての経験照れ
本当にあっという間でしたが、「少し長めにいよう」という母の提案でこの日程にして正解でした。

健康的!?な移動:
昼間キラキラ
は観光で歩き回り、高速バスや新幹線、夜の街のホテルでは爆睡ふとん1というサイクル。
健康的と言えば聞こえが良いですが、とにかく常に移動して、動きっぱなしの4日間でした。

熟睡の恩恵:
ホテルでは、疲れ切っていたおかげか、周りの音も気にならず、一度寝たら朝まで目覚めないほど熟睡ウインクできました。

スケジュール調整の苦労と喜び
今回の旅で最も大変だったのは、やはりスケジュールの立案でした。

<旅の基本的な流れ>
1日目: 博多(午後観光)→ 博多泊
2日目: 博多 → 高速バスで長崎へ(午前中移動)→ 長崎観光 → 長崎泊
3日目: 長崎観光(夕方まで)→ 高速バスで博多へ(夜移動)→ 博多泊
4日目: 博多観光 → 夕方帰宅

特に大変だったのは、移動手段の調査と予約です。

  • 長崎の路面電車: 24時間フリーパスの使い方や路線図を事前に徹底的に調査。
  • 高速バスの予約: 「博多〜長崎」間のバス乗り場、時刻、そして「トイレ近くが良い」といった座席の細かい希望まで考え、全て事前予約。
  • 博多〜太宰府天満宮: 高速バスの仕組み、乗り場なども事前に確認。
     

現代の旅の必需品:YouTubeとAIの活用
今回は、旅系のYouTube動画が非常に参考になりました。
観光地の選び方、効率的な回り方など、事前に情報を得ていたおかげで、限られた時間の中で最大限に楽しむニコニコことができたと感じています。

また、旅先での細かな疑問や、現地での突発的な調べ物には、GeminiとGoogleマップが不可欠でした。

「今いる場所から、この場所へ行くにはどこの駅が近いか」
「この周辺で美味しいランチはどこか」
「現地で予想以上に時間が空いたから、もう一か所行ける場所はないか」


こうした急なリサーチをスマートフォン一つで完結できる現代の技術に、心から感謝しました。

長崎:坂道の試練とICカードの便利さ
長崎は、予想していた以上に坂道と階段が多く、かなりの体力を使いました。
中には、階段を登り切った先に保育園がある場所もあり、「子供の送り迎えはどうしているのだろう」と、その暮らしぶりに驚きました。

しかし、その分、動画で見ていた風景を実際に自分の目で見て、その場の空気を感じられる感動ニコニコはひとしおです。路面電車に乗って目的地へ向かう体験自体が、すでに楽しいアトラクションでした。

そして、今回の旅で改めて実感したのはICカードの便利さです。

  • 路面電車の24時間フリーパスもアプリで表示。
  • 地下鉄や電車は「TOICA(交通系ICカード)」でタッチ&ゴー。

昔のように小銭を用意する必要がなくなり、旅行のストレスが格段に減ったことを実感しました。

最高の思い出をありがとう
大変なこともありましたが、子供たちが「もう終わってしまったの?」爆笑と旅の終わりを惜しんでくれるほど楽しんでくれたことが、何より嬉しかったです。

長女からは「いろいろなところに連れて行ってくれてありがとう」という言葉も。

今回の旅で得た、効率的な移動スキルや情報収集のノウハウは、次の旅に必ず生かされると思います。