誕生日に欲しいものがあるんだけど……キョロキョロ
小学5年生の次女が、少し遠慮がちに話してきました。


これまでの誕生日は、本人が「特に何もいらない」と言うことが多かったので、

家族で外食をしたり、彼女の大好きなパイナップルを買ってお祝いしたりしてきました。 


でも、今回はどうやら「どうしても欲しいもの」がある様子。


「何か欲しいゲームソフトでもあるのかな?」

 普段はSwitchでマイクラを楽しんでいる彼女。

いとこの家で遊んだときに、何か気になるソフトでも見つけたのかな……

なんて予想を立てていた私。 


「あんまり高いものだと買ってあげられないけど、何が欲しいの?」

 そう聞き返した私に返ってきた答えは、全く予想もしていないものでした。 
 

目次

  • 電子書籍で3回リピート。それでも手元に置きたい「1冊」

  • スマホを持たない姉妹の、お出かけのお供

  • 母親の愛読書を、中学生の娘が手に取る日 

  • 本を通して知る「完璧じゃない大人」の姿

  • おわりに

電子書籍で3回リピート。それでも手元に置きたい「1冊」

次女が欲しがったのは、『ケモカフェ』という児童書シリーズの第4巻でした。

 

 

私はその本の存在を知らなかったのですが、お値段は約850円

「なんだ、そんなことでいいの?」ニコニコ

と思わず拍子抜けしてしまいました。


実は次女、進研ゼミの「チャレンジタッチ」内にある電子図書館「まなびライブラリー」で、

このシリーズの1巻から3巻をすでに何度も繰り返し、借りて読んでいたそうなんです。


「4巻は去年の末に出たんだけど、まなびライブラリーにはまだ入っていないの。

 私、絶対に何回も読むから、どうしても本で欲しいんだラブ


タブレットの履歴を見せながらプレゼンする娘の熱意に、

「なるほどね」と負けました。

 

 誕生日はまだ3ヶ月以上も先の秋ですが、「そこまで言うなら」と、

今買ってあげることに決めました。


スマホを持たない姉妹の、お出かけのお供

わが家の中学2年生の長女と、小学5年生の次女。
二人とも、スマホを持っていませんキョロキョロ

 

本人たちが「今はまだいらない」と言っているのもありますが、その代わり、

どこへ行くにも「本」を持ち歩いています。


外出先のちょっとした待ち時間や移動中、二人が静かだなぁと思うと、決まって夢中でページをめくっています。


次女は保育園の頃から『戦国姫』シリーズおねがいが大好きで、図書館で何度も借りて読み返すほど。

 

 

ここ3、4年に出た新刊はすべて買い揃えるようにしています。

 

姉妹で好みが似ているので、一冊あれば二人で何度も楽しんでくれますし、

そんな姿を見ると「また買ってあげたいな」という気持ちになります。 
 


母親の愛読書を、中学生の娘が手に取る日 

最近、中学生の長女の読書傾向が、少しずつ私に近づいてきました。


よく読んでいるのは、原田ひ香さん柿谷美雨さん瀬尾まいこさんといった作家さんたちの作品です。


日常の延長線上にある物語や、女性の等身大の生き方ウインクが描かれた作品は、

背伸びをしたい年頃の女の子にとっても読みやすいのかもしれません。


東野圭吾さんのようなミステリーを読んでいた時期もありましたが、

「殺人事件はちょっと怖いから、もっと平和な方がいいな」とのこと。

 

私はジャンルを問わず何でも読みますが、娘は今、日常の延長線上にあるような物語を一番楽しんでいるようです。 
 


本を通して知る「完璧じゃない大人」の姿

私自身、大人になるまでほとんど本を読まない人間でした。


だからこそ、今の娘たちの姿を見ていて
「もし私が子供の頃から本を読んでいたら、

   もっと早くから他人の人生を疑似体験したり、複雑な感情を理解したりできていたのかもしれないなニコニコ

と思います。

読書を通じて、娘たちは

「世の中にはいろんな立場の人がいて、いろんな考え方がある」

ということを、自然に学んでいるようです。


そこにはお金のやりくりや、インデックス投資の話、シングルマザーの苦労、

そして「一見立派に見える大人にも、実は弱い部分がある

といった現実的なテーマが描かれています。


それらを読んでいるせいか、最近は私に対する娘たちの視線も、どこか客観的で面白いです。


私が仕事で疲れて感情的になってしまったり、理不尽なことを言ったりすると、
お母さん、疲れてるからそんな風になるんだよ。早く寝たら?」ニヤリ
と、至極真っ当な正論で諭されることもしばしば。


私が子供だった頃は「親は絶対的に正しくて、逆らえないもの」

だと思っていましたが、彼女たちは違います。

 

一人の「完璧じゃない大人」として、私を冷静に、でも優しく観察してくれているみたいです。 
 


おわりに

三世代同居という環境もあり、祖父母との会話からも日々いろんなことを学んでいるようです。 


そこに読書で得た知識が加わり、中学2年生の長女はもちろん、小学5年生の次女までもが、

「私の将来ってどうなるのかな」凝視と想像したり、

「世の中にはいろんな可能性があるんだな」と視野を広げたり 、

未来の可能性を自分なりに広げ始めているようです。 


思春期の入り口にいる今、本を通して「自分とは違う誰かの考え」に触れることは、これからの彼女たちの大きな力になると思います。 


これからも本を通して、自分たちの世界をどんどん広げていってくれたらいいな、と願っています。