検討の末、軽費老人ホームを利用 | 介護の体験談

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2023/9/7

検討の末、軽費老人ホームを利用

若いお母さん方は、お子様を保育所に入園させるために苦労されています。

その一方で高齢者家族を抱えた私の様な世代は、高齢者を老人施設に入れるために苦労をしているのです。

ここ数年で高齢者に対するサービスは随分と種類が増え、それぞれの介護の必要度や予算によって様々なサービスの選択肢が増えました。

私の母の場合、独居で年金生活、すぐ近くに面倒を見てくれる家族がいないという、高齢者サービスを必ずしも必要とはしないけれど、本人も家族もひとりでは心配といった介護レベルです。

値段は年金の範囲内に抑えたいけれど、本人が出来る生活は続けていきつつ、何かあれば駆けつけてもらいたい、そんな老人介護サービスを探していました。

高齢者向けの高級レジデンスなども検討しました。

自宅を全て売却し、余裕のある生活を送ってもらえればと思ったからでした。

けれども母自身がそのような贅沢を潔しとはしませんでした。

結局本人と話し合いながら、色々と探すうちに、たどり着いた先は軽費老人ホームです。

年金生活者である母は金額を気にしていましたが、軽費老人ホームですと収入にあわせた金額が設定されるため、助かります。

こうして無事に軽費老人ホームでの生活をすることになった母ですが、何よりも本人が安心感を得たようです。

最初は「老人ホームに入るなんて」と拒んでいましたが、受ける介護はほとんど無く、自分の生活を送っています。

また同年代の人達とのコミュニティも今までと異なったお付き合いが拡がっているようです。

家族としても、安価で母が生活を送れる場所を見つけることが出来、それなりに満足しています。

老人ホームの元気な皆さん

私の祖母はまだ元気に家でくらしているので、老人ホームとは縁がありませんが親戚のお婆ちゃんで身寄りが無いため老人ホームに身を寄せている方がいて、母と月に一度遊びに行って元気にしているか声をかけにいきます。

初めて行った時の事を今でも覚えていますが、正直変な緊張をしました。

お年寄りばっかりの所に20代の自分が入って行く事に抵抗があったのかもしれません。

家を離れてホームに暮らすお年寄りの事を、可哀想とか暗いイメージも持っていたように思います。カリビアンコム単品購入

ところが、実際は全然違うんですよね。

スタッフの方達はみんな明るくて優しい人ばかり。

そこに暮らしているお年寄りの人達も、珍しい訪問客にみんな声をかけてくれました。

お年寄りですから、中には耳が遠くなっていたり少し認知症のような症状の方もいますが、そんな方とスタッフの掛け合いも可愛らしくて面白かったり。

お年寄りとはいえ、ホームは一つのコミュニティですから、色々面白い事件が起こるんだよと親戚のお婆ちゃんも教えてくれました。

ここにいる人達が戦後に今の日本を支えてきてくれたんだなぁと思うと、大事にしてあげたいなという気持ちになりました。

老人ホームと囲ってしまわないで、もっと周りが近づきやすいと良いのになと思います。

祖母が特別養護老人ホームにやっと入れました

80歳になる私の祖母は今まで元気で一人でなんでもこなしてきました。

シャワーもトイレも自分でできるので安心していました。

ところが、散歩中に転んで骨折してから、あまり動かなくなってしまい、動作もゆっくりになってきました。

おまけに物忘れも激しくなり一気に年老いていったのです。

そしてとうとう寝たきりの状態になり、家族で介護することになりました。

しかし仕事もあるしみんな疲れ果てていきました。

役所に相談し特別養護老人ホームの入所申請をすすめられました。

しかし、どこもいっぱいですので空き次第の入居まちです。

それまでになんとか家族で協力して祖母の面倒をみることになりました。

みんな慣れない介護にヘトヘトになってしまいました。

そんな状況に、ショートステイをすすめられ、時々お願いしたりしています。

デイサービスもたまに来ていただいています。

これで少しは家族もほっとしましたね。

いくら家族の介護とはいえこんなにも大変だとは思いませんでした。

介護職についておられる方は本当のご苦労なことでしょう。

そして、やっと空きの連絡があり、祖母は特別養護老人ホームにはいることができました。

毎日は無理ですが、おむつやら着替えなどを持って顔を見に行きます。


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