こんにちは。
全館浄水システム「最上清流」の江﨑です。
↑↑What's 全館浄水↑↑
「瞬間湯沸かし器」や「電気ケトル」では
塩素が飛ばないという事がわかりました。
じゃあ、何分くらい沸騰させたら塩素が逃げ出すのか気になります。
今日も空の上から声が降ってきます。
「実際にやってみた。。。」
ヤカンに水道水を入れる。
水道水の塩素濃度は昨日と同じ0.4ppm
今回はきちんとした数値が知りたいので
塩素テスターを使って測定する事にした。
沸騰したお湯をそのまま測定する事ができないので
食塩を入れた氷水を用意する。
採取したお湯をいったん氷水で冷まして測定することにした。
お湯が沸騰してから3分おきにお湯を採取し
その都度測定する。
塩素テスターの検出限界に達したところで塩素が抜けたものとする。
ヤカンのフタを開けた状態で実験する事にした。
それでは実験開始。
着火。
沸騰。
ストップウォッチスタート。
沸騰直後のお湯を氷水で冷やし
人肌くらいの温度になったところで測定する。
・・・検出限界値。
塩素は抜けた。
実 験 終 了 。
事務所の中には、むなしい熱気が漂っています。
昨日の実験は何だったんだろうか。
電気ケトルも口があいてたから条件同じっぽいのに。。。
口が小さいからなのか?
事:「電気ケトルはふた開けたままでもスイッチ入りますよ」
と事務員さん。
ためしに電気ケトルのフタを開けたままスイッチを入れてみる。
点いた!
という事で、電気ケトルでフタを開けたまま水道水を沸騰させると
塩素は消えるのか?
「実際にやってみた。。。」
しばらくすると
お湯がボコボコ言いはじめる。
そろそろカチっといってオフになるはず。
ボゴボゴボゴボゴボゴ・・・・・
ボゴボゴボゴボゴボゴ・・・・・
ボゴボゴボゴボゴボゴ・・・・・
止まらない!
※後でわかった事ですが、うちの電気ケトルは蒸気の温度を感知して通電を切る仕組みになっていたので、フタを開けたまま使用すると、無限加湿器状態になってしまうようです。危険ですので絶対にマネしないでください。(メガネ)
それでは採取したお湯を氷水で冷やして、
塩素測定。
・
・
・
塩素ゼロ。
念のため、沸騰したお湯を冷まさずにDPD試薬を入れて調べてみる。
ほとんど透明。
塩素は、ほぼ無くなっている。
こうしてこの世の中に新たなト○ビアが生まれた。
「ふたを開けた状態で沸騰させたお湯の中に、塩素は含まれていない。」
お水おもしろい。
<本日の作業>
お水の実験
場所:エヴァブリッヂ工場