先日、某スタンディングバーの割引券があったので、
映画の前に軽く一杯って感じで立ち寄ってみた。
店内にはマスターらしき人と
お客さんが一人。
そのマスターとお客さんの会話を聞いていると
お客さんは常連さんらしく、
飲食店を経営しているようだった。
食やお酒にかなり詳しい感じだった。
どういう流れでその会話になったのか覚えてないけど、
飲食店を経営する側にとって
「dancyu」は信頼できる雑誌とのこと。
- dancyu (ダンチュウ) 2008年 08月号 [雑誌]
- ¥860
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「dancyu」に掲載されるためには
結構厳しい審査があって
それなりにちゃんとしたお店が
載っているそうだ。
それと「男の隠れ家」「一個人」という雑誌も
覆面取材とかしていて
かなり信頼できる内容みたいだ。
- 男の隠れ家 2008年 09月号 [雑誌]
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- 一個人 (いっこじん) 2008年 09月号 [雑誌]
- ¥680
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そんな会話を聞いていると
スタンディングバーも悪くないなと思った。
ということで最新の「男の隠れ家」を買ってしまった。
「そば」特集で無性にそばが食べたくなった。
そばの食べ歩きも悪くないな。
そのマスターと常連客の会話中に
アルバイトの女性とカップルが店に加わっていた。
カップルは赤ワインを注文していた。
アルバイトの女性にお勧めを聞いて
自分の好みとあいそうなものをチョイスし、
男性のほうが、
「これは俺好みだね。かなりヒット」
かなり好みに合うワインだったらしい。
グラスを回してワインを空気に触れさせていたので
ワインの飲み方を知ってるんだなと感心しそうになった時
女性のほうが
「このワインなんていうんですか?」
アルバイトの女性がワインの表のラベルを見せていた。
「んー。分からないですね」
アルバイトの女性が裏のラベルを見せると
「カベルネ・・・」
「このワイン、カベルネっていうんですか?」
「カベルネっていえばこのワイン買えますかぁ?」
思わず会話に割り込みそうになるのを必死に押さえた。
カベルネって、それはカベルネ・ソービニヨンっていって
ブドウの名前だから・・・
マスターが会話に入ってきて
色々と説明していたが、
結局、ワインを売っているお店の人に
結局その飲んでいるワインと同じものを買うのは難しいらしく、
「チリのカベルネ・ソービニヨンって言えば
同じようなものが買えますよ。餅は餅屋ですよ。
お店の人に任せちゃったほうがいいですよ」
と締めくくっていた。
まぁ、みんながみんなワインの知識を持つ必要はないけど、
知っていると色々役に立つかなぁ、くらい。
知ったかぶりをして間違ったことを言うよりいいかなと。
ということで、両極端なお客の会話を
楽しめたスタンディングバーだった。