【感想】天野月有料配信ライヴ 「アマノの逆襲ーTSUKIKO VS TSUKIー」 | 徒然なるままに

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日々思うことをつらつら書いております。だいたい長文傾向です。

天野月さんの3月のライヴが延期になり、コロナ禍の中、日々悶々とした時を過ごしていました。が、しかし!8月に配信ライヴが決定。当初は小規模ながらも人を入れる予定でしたが、このご時世によりそれは中止。それでも、ファンとしてはライヴが行われるだけでも嬉しい。
しかも内容は月子VS月!2部構成で前半は月子時代の楽曲のみのセトリ、後半は月時代のセトリのみという夢のような企画。

ということで配信環境を整えて開始時間を待ちわびていたのですが、いざ始まったらPCの調子がおかしくなり止まる。マジかやばい!まさかののっけからのトラブルに慌てながらも、スマホに切り替えて視聴。危うくリアタイできないところだった。

まずは月子編。
冒頭MC
月子は過去ではなく第一次形態。そうですよね、連綿と続いているからこそ今があるんですよね。
さあ月子だけのセトリどんなんが来るのか。

最初は「菩提樹」
いきなり来ました、最初から飛ばしていくことを宣言したかのような初手菩提樹。
衣装が美しい。アシメのスカートはひらひらと揺れるたびに可憐かつ激しさを感じさせるし、ベルトのバックルもカッコいい。全体的にラスボスのような雰囲気。ライヴの宣伝画像の絵と似ていますね。
そういえば一番最初に行った京都のライヴの時も初手菩提樹やったなあ。その時のことが思い起こされて、ざあって鳥肌が立った。
配信って視点がカメラに依存するからどうかなって思ったけど、カメラワーク最高でそんなこと杞憂でした。

お次は「スナイパー」
現地で手拍子してえ!という思いを胸に秘めて、ダブルクラップ!ライヴ会場でもパパン👏👏って音が鳴ってましたね。あれっていつも鳴っていたのかな。
最後はバーンッ!昔やってたのは知っていたけど初めて見た!嬉しい!

MC
コメント用のモニターが足元に。こうして繋がっているのって嬉しいね。

続いては「青紫」
ライヴver.が最高なやつ!初めましての平本さんでしたけど、ベースソロ最高でした!流石山田DSPのお弟子さんですね。んであれ?って思っていたんやけど、つっこさんのブログも確認したら、やっぱり暗譜されてたんですね。すごい!
続くギターソロも最高で、さらに大サビのギターフレーズもしびれました。謙多郎さん最高やわ。

そして「ライオン」
ここでライオン!なんだこのセトリ、序盤から強すぎるだろ。
ノリノリで身体が温まってきたところでのライオン。聴き入ってました。ここら辺からライヴ見ながらのコメントが難しくなる。そんな器用なことできない。

「Stone」
のっけからセトリが濃密で、もう終盤のような気持ち。伸びやかな声にまたも聞き入ってました。

MC
暑かったステージに空調が入る。ステージって照明もバンバンたかれているしで暑いですよね。
次は大物とのこと。

「蝶」
うわあこれは大物やわ。
照明の朱が綺麗でした。今回随所に照明が良い仕事をしていて、曲に合わせて変わる様も楽しかったです。
この曲が初めて出会ったつっこさんの曲なので、改めて当時のことを思い出しながら聴き入ってました。この曲、相当体力使うと思うので、見ているこっちも身体に力が入ります。

そして「聲」
零曲2連発!夢のようなセトリ。この並びは強いわ。前半でこれだけの大物放つなんて、一体全体なんちゅうセトリなんや、月子編は。
やはり最後のDメロ。カメラワークも絶妙で、かがみ込みながら歌うつっこさんに魅入ってました。

MC
共鳴のお話。この流れはあの曲しかない!

「Howling」
にこやかに歌うつっこさんが印象的でした。ここら辺で少し涙腺が危うくなる。この曲のパワーは凄まじい。

さあここからは後半戦!おうちでスポーツの時間だ!
「人形」
ライヴ仕様のストリングスからのオルゴールに繋がるイントロ。家なので気兼ねなく腕を振りまくる。
ママーーーーーッ!の全身全霊なシャウトは、ホント熱くなる!

明日は何曜日?
\\\日曜日///
コメントが日曜日!!!で溢れかえる。
今まで座ってたんですが、ここら辺から立ち上がってました。やっぱこの曲は何度聴いても楽しい!途中目線が合ったような気がしたが、配信だからみんな目線合ってるというね笑

「烏」
後半戦、飛ばしすぎてやばい!腕がっ……!
途中ギターにかかる髪を、バサッと振り払う仕草がグッと来ました。

続いて「鮫」
腕がああああああ!!!ってな感じで悲鳴を上げていましたが、お構いなしに振りまくる。
あの衣装でスピーカーに足乗っけて、カッコいいの何のって。
大サビでギターが暴れまくるのがカッコ良かった!

続いてはもう分かりますよね。
\\\トムパンクス///
気兼ねなく頭を振りまくる。振りまくりすぎてちょっと画面見てなかったけど、そんなの気にしない。
画面越しに\トムパンクス/を振ってくれるの嬉しい。挙げ句の果てに、ステージに降りてスタッフさん達に振るの、見てるこちらは楽しかったです。
頭振りすぎて意識が危なかったけど、後半戦楽しかった。

MC
客がいない中、スタッフさん達だけが並んでいるのでオーディション会場みたいな雰囲気に。
そして2日前に起こった風船凍結事件の話に。
Twitterのトップ画面に風船を飛ばしたくて、生年月日をいじっていたら、13歳未満と認識されまさかの垢BANに。これにはちょっとびっくりしましたよね。Wikipediaに載せてほしいとのこと。そしたらね、すぐに反映されるっていうのが面白かった。編集した方流石やわ。

「カメリア」
通常ライヴでこの曲が披露されるのってすごく珍しい気がした。
激しいセトリの中、声の張りがすごくて感動しっぱなしでした。

最後は「巨大獣」
やはり最後はこの曲の安定感。あっという間すぎてびっくりした。それほど楽しい時間でした。

終わってみれば、とんでもなく濃いセトリ。AMNリクアワを順位関係なく組んだ感じ。月子編セトリ強すぎるわ。全部ラスボスやわ。

しかしまあ全身全霊のパフォーマンス、この後第2部があるというのが信じられない。

第2部始まるまでの間に諸々済まして、いざ月編へ。

月は第二次形態。現在進行形の私。
月編はセトリが全然読めないんですよね。何が来るやろうか。

最初は「BLACK BEAUTY」
空気が引き締まる感じがして、最初に相応しい曲ですね。
衣装は普段着みたいな感じやけど、ところどころにあるアシメな感じがカッコ良かったです。
この曲には何度勇気付けられたか分からないですが、今回も元気を与えてくれました。

続いては「HEAD AMP」
徐々に上がっていく感じが心地よい曲。でもしっかり腕振ったのでもう疲れてきた笑

MC
なんと#アマノの逆襲がTwitterのトレンド入り!
次はつっこだけにトレンド25位を目指すぞ!ということで、配信ライヴならではの一体感を感じられました。
月子編から来た人は ノ
コメントの反応に時間がかかるのでドラムの生ちゃんが繋ぎのMC笑
めっさ真面目で流暢なMCて思わず笑ってしまった。

お次は「天の樹」
冒頭のチェロの調べで鳥肌。やはり分島さんのチェロは素晴らしい。
序盤でこの曲なので、月編も最初からクライマックス感が凄まじいですね。

続いて「ナマケモノ」
新しいアレンジは熱帯雨林感がして、聴いてて楽しかったです。音楽って色んな表現できるんだなって改めて感じさせられました。

そして「空中散歩」
ふわふわした感じが好きな曲。つっこさんも歌いながらも少し宙に浮きそうな感じのパフォーマンス。
こうして眺めてみると、3曲続けて宙に浮いている曲ですね。

続いて「鳥籠」
え!ここで!?不意を突かれて戸惑ってしまう私。零シリーズの曲はとんでもないパワーを持っていますが、こんな中盤に来るとは。
この曲は深く深く沈み込むイメージがあったので、それまでふわふわと宙に浮いた感じから、一気に水底へ叩き落とされる感じですね。落差が激しい。
イントロで鳥肌が立って、Cメロからのサビにまた鳥肌が立って、ここで思わず涙が。

MC
自粛中だけどミュージシャンの方たちは、曲書いたり練習したりと、家で色々やることできるので謳歌していたとのこと。でもやっぱりライヴも良いですよね。

続いては「ジュビリー」
明るい曲なんだけどレクイエムなんですよね。
スマホ振っていた頃が懐かしい。またああいう風に客席で楽しみたいなあ。
何かその時の事を思い起こされて、また涙腺が危うくなる。

そして「ビューティフル・デイズ」
ここでこのコンボはずるい!
♪忘れたいものだけ上手に忘れていく〜
穏やかな顔で歌う様を見て、涙腺が決壊。画面見づらいって。

そして「Daisy」
私の涙腺どうなっちゃうんですか!?この3連発に感情をとてつもなく揺さぶられました。
Daisyは歌詞も曲も好きだし、ライヴでスライドギター聴くのも好きなんです。

この段階で月編のセトリの方がエグいなということに気付く。

MC
蝶辺りから足の薬指がつっているとのこと。水分しっかり取るのが良いみたいですよ。

ここから後半戦!
まずは「ウロボロス」
いきなりウロボロス!もうテンション上がりまくりですわ!カッコ良すぎて、気付いたら画面にかぶり付く勢いでした。

続いては「キラーエイプ」
ずっと気になっていたパトランプが遂に回り始める。この曲の為だったのね。冒頭であまりのカッコ良さに悶えました。この歳になって悶えることってあるんですね。
ライヴ初めての曲なのに、キラ!キラ!キラ!って自然に叫んでました。途中のラップバトル?みたいなところ、ステージから降りてカメラにグッと近寄って煽ってきて、見てるこちらは興の奮でしたよ。
とんでもなくライヴ映えする曲なので、トムパンクス対抗枠として、ライヴで定番化して欲しいです。

「センチメンタル・ジャーニー」
落差!
さっきまでキラ!キラ!って言っていた人とは思えないほどに晴れやかな顔。
この曲は広々とした草原を駆け出したくなる気持ちになりますね。でも少し切なくて、物悲しさもあり、やっぱり落差すげえわ。

「スイミー」
俺たちのスイミーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この曲はライヴで腕振るのが本当に楽しい。思わずスイミー!って叫んでた。たぶん近所迷惑だった。それほどテンション上がる曲なんよね。
さっきからジェットコースターみたいなセトリ。

「BLACK BEE」
スイミーの後にこの曲はめっさ嬉しい。来てくれないかなとセトリ予想していたもので。
この曲は、ライヴの締め辺りで聴くとなぜか泣いてしまうんです。今回もそうでした。何かこう言語化できないところで響くものがあるんでしょうね。8の字ダンスで手を振るのが大好きです。コメントも🐝∞こんな感じでしたね。

MC
現在進行形のものを形にすることは難しいと言われているけれども、えーい!やったるわ!ということで作ったのが次の作品。

「空と海とハレルヤ」
アルバムのテーマは矛盾。その中でもこの曲が最も矛盾しているとのこと。
確かに明るくて歩き出したくなる曲なんやけど、別れの曲なんよね。かつてこんな明るいレクイエム聞いたことがなかったかも。
ベースの平本さんがリズムに合わせて足踏みしていたのが印象的でした。現地で聴けたら是非足踏みしたいですね。
なお案の定、曲冒頭から涙腺が破壊されて、曲聴いて涙のあまり嗚咽までしたの初めてでした。それぐらいパワーのある感情を揺さぶる曲ですね。
最後の\ハレルヤ/は歌いながらもコメントしまくってました。あの時のTL遡ってみたけど、一体感が凄かったです。

これで最後?アンコール!と思ったら、おもむろに登場する、
「アンコール アリマス」のフリップ。
なるほど。これで終わりかと配信切ってしまう人もいるから、アンコールするなら早めにアナウンスしないといけないのか。

そして最後は「箱庭」
いや、そんなんずるいわ。月子編の時にないなあって思っていたら、最後の最後に月子VS月関係なくこの曲で締めるなんて。粋な演出やわ。
涙腺ガバガバもちょっと解消したかと思ったら、また涙出た。隣に水置いといて良かったです。
最後のコロシテ……にいつものことながら心臓を鷲掴みにされる。

まだ画面がコロシテ……で溢れている中(笑)のお知らせ!
なんと今回の配信ライヴがDVD化されることが決定!発売はつっこさんが風船飛ばしたかった時期みたい。
さらにその時期に2回目の配信ライヴが開催される予定とのこと。
早く11月が待ち遠しいですね。生きる活力が生まれました!
それにしても最後のJUKEBOXのインストがめっさ良かったので、欲しいくらいでした。

終わってみれば月編のセトリの方が強かったですね。感情をダイレクトに揺さぶってくる曲と曲順でした。ジュビリーからの流れは特にそう。あの3コンボは本当にやばい。

その後つっクラの面々とオンライン飲み。やはり感想をシームレスに共有できるのって最高ですね。

配信ライヴって初めてなので、主に自分のネット環境的に不安だったのですが、蓋を開けてみたらそんなこと杞憂なほど楽しいライヴでした。
でもやっぱり現地で爆音を浴びたい!コロナ滅せよ!