皆さま、こんばんは~。
前回記事の続きどす~~~
前回は骨の話をしましたが、
骨の次に減るのが脂肪。
いや、脂肪は減った方がええんちゃうん?て、あかん、あかん、
減ってもいいのは、お腹の脂肪(&はみケツもね)だけですよ。
顔の脂肪、特に深部脂肪と呼ばれるやつ。
これは、顔のふっくらとした丸い形を作っている、クッションの中綿みたいなものです。
表情筋の下にあります。
深部脂肪が減ると、顔が貧相になり疲れた不幸顔になってゆく・・・・
こんな風に、本来は凸に丸いはずの頬が凹にへこんでますね。これは骨の委縮+深部脂肪の委縮が原因。
そして、表情筋の上にあるのが浅層脂肪ですが、浅層脂肪は逆に、いらんとこ増えたりしますねん。
たとえば・・・ここ
nasolabial cheek fat(鼻唇頬部脂肪)という浅層脂肪区画ですが、こいつは増量するんです。
しかも増量するだけじゃなくて、
こんな形に、下の方に溜まって増量して、靭帯(上顎靭帯)の上に乗っかるわけです。
そして、大変興味深い論文が2019年に出ています。
発表スライド Facial Aging: A Quantitative Analysis of Midface Volume Changes over 11 Yearsより
簡単にまとめると、
30歳~65歳の中顔面領域の脂肪量(深層・浅層)が、約10年間で約6㏄減っちゃうで~~~
え~~~
しかも、これ中顔面だけでの話なので、顔全部だともうちょい減るなって話です。
骨の減量は何㏄か分からんけど、長年の治療経験から、まぁだいたい3~8㏄ぐらいと仮定(おそらくはもっと減ると思うんやけど)して、10年ぐらいの間に
骨の減量(3~8㏄?)+脂肪の減量(6㏄ぐらい)=10㏄前後~それ以上
ボリュームが減るということになります。
てことは・・・
ある程度しっかりした若返り効果を得るためには、ヒアルロン酸10本ぐらいは必要になるでしょってことなんです。
ヒアルロン酸を10本~それ以上入れたからといって、入れ過ぎの顔になるわけではありません。
ちょっと奥深い話なので、次回に続きますね。
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