インド映画「RRR」が凄すぎる。

現在、名古屋では

伏見のミリオン座で上映中だ。

最初はあんまり話題にも乗らず、

名古屋駅から はずれた映画館での上映。

けど、上映館が2つになり、3つになり、

「そろそろ終わりか」と思われたが、

また勢いを盛り返した。

そして2023年に再上映だ。

 

どうしてこんなに ヒットするのだろう?

どうして胸を打つのだろう?

どうして、これだけ

日本人の心を掴むのだろう?

 

それは、

「寄らば大樹の陰」

で生き延びる日本人にはない、

熱い思いを感じたからなのだ。

 

正義と悪の戦い、

勧善懲悪、

アクション、

ダンス、

 

それらはどこにでもある。

 

けれど、

「RRR」には

そこにはないものがある。

どこにもない、

アメリカでも。

そして日本では当然。

描かれにくい、

描かれないことが多いテーマが

あるのだ。

 

「正義は怪しいものだ」

「正義の行きすぎはよくない」。

そんなことも

囁かれる日本。

 

なのに

「RRR」には

ブチ抜きの「正義」が存在した。

それは「絶対正義」だ。

日本だって、

世界だって、

当然。

守らねばならない正義。

 

それに命を賭ける、

その気持ちよさ。

日本人よ、思い出せ。

いや、初めて思え。

 

戦前の「愛国」などではない、

官製の、

押し付け正義や

押し付け愛国心でない、

内側からあふれる怒りと愛を。

・・・

「東インド会社」

を教科書で習うかなあ?

セポイの乱は?

インドはイギリスの植民地だった。

朝鮮半島は日本の植民地だった。

 

映画では、イギリスが「悪役」だったが、

イギリスでも大ヒットしていた。

 

映画の舞台が

もしも朝鮮と日本では、

いくら世界でヒットしても、

日本では 上映禁止なはずだ。

 

「慰安婦問題」「徴用工問題」では、

「韓国が悪い」ということに しておけても、

明治時代から昭和初期の

日本と朝鮮半島の関係を

知らないとは

言わせないぞ。

 

「ネトウヨ」はおそらく見にいけないはずだ。

見に行っても「日本じゃない」

と言い訳をするだろう。

けど、純粋に楽しめない。

ムズムズした居心地の悪さが

あるはずだ。

 

政治家、特に

保守系議員は「RRR」を見に行ってない。

保守系ジャーナリスト・論客もだ。

感想を発言していない。

「鬼滅の刃」についてもな。

 

あれらは日本の

「負」の部分を見せつけられるから。

 

自信なくなっちゃうから。

クールジャパンどころでないから。

 

少なくとも、

リブログ主様がおっしゃるように、

「日本が朝鮮を併合したことは 良いことだ」

とは、言うべきことではない。

 

わからない人は、

「RRR」をご覧。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

。。。