コメントへの回答。

根拠は、何回も私のブログで張ってあるURLをご参照ください。

 

戦前の性産業での人身取引について。

親族やお父さんが見受けするケースは、耳にしますが、
貧困で「身売り」した人は親族の助けもないはずです。
私の「根拠」は、専門家や歴史学者の調査なので、
たくさんのケースを調べていると思います。
公文書については、国文書館だけでなく、ほかの機関にもあるようです。

 

いずれにせよ、身受けというものはお金がかかるものです。

 

歳をとって いつまでもできるものなのか?
そしてそれまで 完全に返すことはできるのか?

 

当時、予防も治療も方法がなかった性感染症を避けて
「ほとんとの人が遊郭から出られて幸せな人生を歩んだ」などとということの方がレアケースだと、
素人でも考えればわかります。他の記事もちゃんと見たの?

 

「慰安婦」だった日本女性に城田すず子さんがいらっしゃいます。

あとは3名ほど判明しています。

実業家になった方もいますが、

3名は

働く場所も「性産業の下働き」など、底辺だったようです。

城田さんは 福祉施設で亡くなられています。

施設にいられたのは、幸運なほうだと 思います。

 

むしろ、「戦前の性産業女性のしあわせな老後」の追跡調査や
「根拠」の方が無いと思います。

 

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軍票について。

 

何回もこちらで書いておますが、

「慰安婦」とはレイプ被害者ばかりではありません。

 

現在、問題になっているのは、「慰安婦」女性の中の

「レイプ被害者」に関してです。

 

ただ、「慰安婦」問題を説明するためには、

戦前の日本における 性産業の説明から始めないと

「慰安婦とは売春婦である」という理論によって

思考停止されるのです。

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当然、仕事として慰安所にいた女性なら、

軍票をすぐお金に変えるのだ、とわかっていたとは思います。

 

が、レイプ被害者ならどうでしょうか?

 

もともと彼女たちは「慰安婦」などではありません。

使い方もわからないケースも多いと思います。

 

フイリピンや中国は、反日運動も多く、ゲリラも多発していた。

なので、ゲリラ狩りの名目で女性が性拷問され、

そのまま「慰安所」に入れられることもあった。

当然、レイプ被害者は未成年もいたし、初潮もまだの人もいた。

「慰安所」とは、ちゃんとしたものがないこともあり、

学校の保健室だったり、物置のような所だったり、

ジャングルの中だったりした。

・・・・・・・・・・

いずれにせよ、

戦後、日本軍はなくなった。

換金に間に合わない人も多いと思います。

日本国内のことだけでせいいっぱいなのに、

外国人の「売春婦」として 差別されていた女性たちに

誠心誠意、換金してあげることはできたでしょうか?

 

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仮に、身受けされた人が多かったとか、借金を返せた人が多かったとしても、

当時の、性を使う場所しか働く場所がなかったたり

「口減らし」とか、

貧困の受け皿が 性産業しかないという社会は

「良い社会」「良い国」とは程遠いと思います。

 

炭鉱労働や軍隊が 貧困の受け皿でもあった

男性たちにしても同じだと思います。

 

昔はどうあれ、これからの日本は

そうでないことを祈って書いております。

よく誤解されますが、

単純な「日本バッシング」ではありません。

こういう日本は繰り返さないようにしたいと思いませんか?

 

あなたはどう思いますか?

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以下、「根拠」の資料です。

ブログはちゃんと見てね。根拠はいつも示してありますよ。

これ以上の根拠は

調査・研究をお待ちください。

URL追加に間にあわないものについては、

日本各地やWamで主催されている「慰安婦関連」の講演にも

ご参加ください。

 

「疑問はブロ主に聞けばいい」とは安易に思わないで

ご自分も足を運んでください。

わたしも いろいろ努力しました。

 

それから、

性暴力と慰安婦問題関連についてブログに反論される場合、

自分だけの「体験」とか

「わたしの知っている人は・・」

を根拠にしないでください。

 

広範囲に渡る問題ですから。

すでに研究もされている問題ですから。

 

いつも言っていますが、たぶん、ご質問のお答えは

過去ログに載っていると思います。

「性暴力」「性教育」「慰安所」の項目をお読みになってからご質問ください。

「根拠」として提出してあるURLやバナーには先に目をとおしておいてください。

Wam(HP参照)でお調べください。スタッフへのつきまといは厳禁です。

 

そうではないご質問については消去します。

 

ヘイトや荒らし目的と思われるものは消去します。

 

持論の展開は、コメントに於いてではなく、

自身のSNSやブログでなさることをお奨めいたします。

 

荒らし目的で アメブロ登録したと思われる方のコメントを

今回、消去いたしました。

 

 

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::::::::::::ブロ主からのいつものお知らせ

下、「慰安婦問題」資料サイト。「日本人慰安婦」、「遊郭制度」についても。

 http://fightforjustice.info/

公文書もあります。

 

公文書の新刊

「文書・証言による 日本軍慰安婦強制連行」
 論創社

 

「買春する帝国」 岩波書店

「極秘公文書と慰安婦強制連行 外交資料館等からの発見資料」

 三一書房

 

「日本軍「慰安婦」関連資料21選」
  日本軍「慰安婦」問題解決全国行動編
「慰安婦」女性の年齢の記載もあります。

 

「慰安婦問題」の全貌と真実がわかる映画「ロラたちに正義を」「終わらない戦争」は名古屋YWCA内「旧日本軍被害者を支える会」と大阪 市民共同オフィス内SORA、「慰安婦」関西ネットワーク が貸し出しをしています

 

他にも

伊藤孝司さんの写真と取材記事集

「破られた沈黙」 風媒社、 (絶版かもしれませんが

韓国・朝鮮の「慰安婦」「性暴力被害者」についての出版が新しく出ています。「破られた沈黙」は私が持っています)

 

「日本人慰安婦」 現代書館

「からゆきさん」 共栄書房

 

:::::::::::::::::::::::::

「性暴力加害者は勝ち続けている。」加害者は他人のせいにし、被害者は自分を責める。

https://note.mu/ogawatamaka/n/n931e8e9f3c0b

強姦神話とは。。。

http://ameblo.jp/file9zyo/entry-12282188634.html

ACサバイバーやDV被害者へのセカンドレイプ

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12303096816.html

::::::::::::::::::::::::::::::::::

AV女優や元AV女優の差別被害、いやがらせ被害相談。

 PAPSのホームページ(https://paps-jp.org/

 AV問題取材班への情報は(movie@mainichi.co.jp)へ。

・・・・・・・・・:::::::::::::::::::::::

奪い合えば足りなくなる。与え合えば余る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代日本で、そして世界で、

「慰安婦制度」「遊郭制度」が復活しないためにこそ!

:::::::::::::

「慰安婦問題」の全貌と真実がわかる映画「ロラたちに正義を」「終わらない戦争」は名古屋YWCA内「旧日本軍被害者を支える会」と大阪 市民共同オフィス内SORA、「慰安婦」関西ネットワーク が貸し出しをしています。

 

謝罪の仕方。

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12378611131.html

示談金や賠償金は被害者の権利。あなたでも。

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12377089490.html

 

「強制連行はなかった」?ちがうよ。「強制連行の証拠はない」?ちがうよ!

朝鮮人労務者強制連行

 

強制労働については、アメブロでも「丹波マンガン」さんが

ブログを書いておられます。

 

慰安婦「強制連行」の証拠(史料)なんて、たくさんあるのだという話

1996年に出された国連人権委員会特別報告者ラディカクマラスワミさんによる「クマラスワミ報告」50pくらいですから。日本語訳はこちら

http://www.awf.or.jp/pdf/0031.pdf 

 

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戦争について、展示を常時 行っている資料館が

名古屋にもあります。

名東区の「ピースあいち」という所です。

マスコミ宣伝もしていて、

毎年 さまざまな企画をしています。

また、愛知県自体も 戦争資料館を持っています。

大阪市にも そういう資料館はあります。

 

だから私が資料館を作らなくとも、

とも思うのですが、

よく言われることは

 

「普通の戦争資料館には、加害責任についての伝承がない」

・・・・・

「戦争体験」ということも 膨大な項目があり、

それだけを展示するのも 大変なことです。

加害責任よりも、

日本人自体が体験した「恐怖」「苦難」について

語る方が、より伝わるものがあります。

それは理解できます。

「ピースあいち」も たいへんよくやっていらっしゃいます。

が、「加害責任」というものは、その性格上

最も継承が難しいものです。

それをも伝える資料館は、

東京の早稲田にWamがありますが、

できたらもうひとつ、

「戦時性暴力」について

伝える場所が 日本にもあればとも思うのです。

・・・・・

私自身は、「戦時」に加え、「平和時」の問題から

つなげて考えていきたいです。

平和時からの「性暴力への怒り」「被害者の苦しみ」

について理解と思いがないと、

戦争時のそれについても 共感は得られません。

「性売買」についても、

それらにはまってゆく貧困や虐待の

問題について 

意識がないと 理解が難しいと思います。

・・・・・・・・・・

そうであっても、

「お客様」あってのものですから

こちら側の「正義」を一方的に ゴリ押しに

なってはいけないとも思います。