ハンドメイドの確かな存在感。南イタリアから色彩豊かなテラコッタ陶器が届きました。
地中海の太陽と自然が息づく鮮やかな色合い、テラコッタ独特のやわらかな質感、長い歴史と時間が練り上げた形とモチーフにフィグルスならではの新しさと洗練が加わり、生活にアクセントを生み出します。
なにげなく置いてみる。飾ってみる。使ってみる。
土地・歴史・職人技とインスピレーションが融合した逸品を、貴方だけのユニークな空間づくりにご提案します。
マエストロ、フランチェスコ・セッラトーレの情熱によって現代に蘇ったのが、フィグルスのテラコッタです。フィグルスFigulusとは、ラテン語で「ろくろ使いの壺職人」のこと。
地中海文明発祥の地である古代ギリシャの影響が色濃い南イタリア、カラブリア州。その歴史的陶芸技法を研究・継承しつつ実用性と現代性・デザイン性を融合させた作品は、ろくろから始まり彩色・掻き絵模様・仕上げまで、ひとつひとつが手作業で丁寧に製作されています。マエストロ自らカラブリアで採取した色鮮やかな粘土が、水と火と人間の手により磨かれ、世界に二つとない造形を生み出すのです。
陶土のこと
皆さん、お元気ですか?
フィグルス工房のフランコです!
今日は、私が住むカラブリアCalabria州で採取しているテラコッタ用の土について簡単にご紹介しましょう。
カラブリア州は、以前もちょっと触れたようにイタリア半島のつま先部分にあります。
つま先、ということは、
足の甲側と裏側を持っている。
つまり、三方を海で囲まれているわけです。
それも実に美しい、イタリア人皆がうらやましがる海岸線がたくさん!
風光明媚なこの土地、実は地理的にもいろんな鉱物が眠っています。
そして土も。
私のテラコッタ、地が少し白っぽいものから赤っぽいものまであります。
それは、カラブリアの土がなせる技(?)なのです。
磁器の材料として欠かせない真っ白なカオリンは海側(イオニア海側)で採取され、
赤っぽい粘土は、オリーブが育つのに欠かせない鉄分を多く含む内陸から採取されます。
それらを配合しながら、いろんな色合いのテラコッタを焼いています♪
カラブリアのカオリンを、日本からわざわざ求めに来る方もいらっしゃるんですよ。
具体的にどんな色合いかお見せしましょう。
色の違い、わかりますか?↓
上の方が赤っぽく、下の写真の作品は柔らかな白っぽさがあります。
土の風合いを生かして、荒っぽい表面に仕上げてみたり、滑らかに仕上げてみたりもします。
ちょうど、上にある2つはその対照的な感じが出ていると思います。
彩色テラコッタを作っていますが、私はもちろん、土そのものの色も大事にしています。
地の色を生かすために、彩色しているともいえるかもしれません。
ぜひ、そんな観点からも私の作品を見てみてくださいね。
では、今日のところはこの辺で!
CIAO E CI VEDIAMO PRESTO!
FRANCO (FRANCESCO) SERRATORE
フランコ(フランチェスコ)セッラトーレ
グラッフィート技法とは?
遅ればせながら・・・明けましておめでとうございます!
彩色テラコッタ工房「フィグルス」のフランコです。
日本のお正月はイタリアのクリスマスのようなものだと聞きますが、皆さんどのようにお過ごしでしたか?
遅くなりましたが今年もどうぞよろしくお願いします☆
私が住むカラブリア州の町、ラメツィア・テルメは現在外気温6℃。
もっとも、時差があるので今こちらは朝なんですが・・・ちょっと曇りがちで風と湿気があるせいか、南イタリアとはいえ寒い!
日本はどうでしょう?
あ、でも日本もイタリアのように南北に細長い国でしたね!
場所によって天気も気温もかなり違うのかな?
早く日本を旅してみたいものです♪
さて、今日はちょっとフィグルス工房が得意とする掻き絵模様、つまり「グラッフィート graffito」をお見せしたいと思います。スグラッフィート・ズグラッフィートsgraffitoともよく言われている技法です。
前の記事でもちょっとご紹介しましたが、これはテラコッタ素地が生乾きのうちにさまざまな色の粘土液を塗り(イタリアではこの粘土液塗りつけ手法をインゴッビオingobbioといいます)、それから表面を専用の道具で引っ掻きながら(削り落としながら)模様をつけて
描く、というか引っ掻く、のですが。
そうすると、虹色の線ができて引っ掻くのが楽しくなっちゃって、なんてこともあったなあ。
右の写真の例は、素地に直接引っ掻いてるのですが・・・この場合、テラコッタの柔らかい土の色を生かした表面に、さりげなくアクセントをつけるといった感じです。
模様は違いますが、そういう場合どうなるかいうとこんな感じ↓
では、インゴッビオで彩色されたパターンをご紹介しましょう:
下のテラコッタの色が浮き出てなかなかいい感じでしょう?
ただ色で模様を描くよりも、掻き落とすことで表面に凹凸ができるのがミソです。
その分、味わいも出るというか。
立体感が出るんですね。
グラッフィートならではの醍醐味といえるでしょう♪
ちなみに、イタリアで「グラッフィート」というと、普通「落書き」の意味で使います。
日本でも電車に落書きする人が出てきたと聞きました。
イタリアは日常茶飯事ですけどね。
もう少し「私の」グラッフィートをお見せしましょうか!
以上は模様という感じですが、こんなのもありますよ↓
さて、なんだと思いますか?^^
・・・ご想像にお任せします(笑)
今日のところはこれにて!
またお会いしましょう!
CIAO E A PRESTO!
FRANCESCO SERRATORE♪
テラコッタ・アイテムご紹介♪
CIAO A TUTTI !
日本の年末は忙しいようですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ここイタリアも、先週からクリスマス休暇に突入です。
ご馳走攻めの連日で、お腹周りが気になりだす頃でもあります(;^_^A
今年は世界中が大変な状況に見舞われ、来年も混乱が予想されますが・・・
そんな時にこそ、本当に大切なものが何なのかを考えるきっかけにもなりますね。
私もテラコッタを通じて、この世界で大切なものが何なのか、問い続けていきたいと思っています。
さて、前回は簡単にテラコッタについてお話してみました。
今日は、私がどんなテラコッタ作品をつくっているのか、少しばかりご紹介したいと思います。
実は、私の作品が日本に初上陸したのは2007年のこと。
1年半ほど前になりますが、イタリアのハイクオリティー製品を紹介する展示会に参加したんです。
その時の様子がこちら:
このように、私のテラコッタ作品はお皿、ワインデキャンタ、水差し、花器など種類はさまざま。
日本の陶器とは一味違うボリューム感、歴史と文化の違いが醸し出すデザインとイタリアらしい鮮やかな色彩、土そのもののぬくもり、そして全て手作業で施された掻き絵模様の精巧さ。
うれしいことに、来場者の皆さんにも大変好評でした!
とてつもなく高度で繊細な陶器文化をもつ日本での展示会は、ある意味冒険ではあります。
そんな目の肥えた日本の皆さんにフィグルスの世界を知っていただけたこと、その上感嘆のお言葉までいただき、本当に感無量でした。
これからも多くの日本の皆さんにご愛顧いただけたら嬉しく思っています。
ひとつひとつが手作りなので、お手元に届くまで時間はかかりますが、
心をこめて細部まで丁寧に製作した作品ばかりなので、楽しみに待っていてくださいね。
せっかくなので、もう少し写真で私の作品を見ていただきましょうか。
ランプなども色々つくってます。これは、いろんな方からご好評いただいてます↓
地のテラコッタ色がホワイトの合間に透かし見える、繊細なデザイン。
私の工房の掻き絵テクニックが発揮された一品です♪
掻き絵は、素地のテラコッタが乾ききらないうちに、色のついた粘土液を塗り、専用の道具で色を削り取りながら模様をつけていくものです。
このテクニックはグラッフィートgraffitoと呼ばれます。
古代ギリシャ時代から伝わる幾何学模様を、私なりにアレンジして装飾しています。
機械では決して出せない味わいは、ハンドテクニックならではのもの。
ランプは、他にもいろんな形がありますよ!
下の写真は、フィレンツェのホテルからリクエストがあり、飾られているランプです。
テーブルウェアも、日常に使えるミニプレートやカップから大きな飾り皿、サラダボールなど、いろいろカスタマイズも可能です。
ご相談はお気軽に!詳しくは、左記までお問い合わせくださいね。
では、皆さんもますます忙しくなるでしょうからこのあたりで・・・
また来年、お会いしましょう!
良いお年をお迎えくださいね♪
フランコより









