『忍者プロテクター』 | 続・功夫電影専科

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香港映画を始めとした古今東西のアクション映画の感想などを書き連ねています。


「忍者プロテクター」
NINJA THE PROTECTOR
1986

●ここでちょっとみなさんに質問です。かつてその膨大な収録タイトルの数から多くの功夫映画ファンを驚かせた『Martial Arts 50 Movie Pack』ですが、その収録作品全てを制覇した方はいるでしょうか?私は…残念ながらまだです(爆
今まで私が見た『Martial Arts 50 Movie Pack』収録作品は以下の通り(未レビュー含む)…↓
『猴[馬付]馬』『太極八蚊』『歩歩追殺』『雌雄雙殺』『Ninja Champion』『Angry Tiger』『黄飛鴻四大弟子』『猛獅』『闖王李自成』『恐怖の鉄拳 死の怒り』『激突!殺人拳』『殺人拳2』『復讐の掟』『砲[イ馬]俥』『猛男大賊[月因]脂虎』『Death Machines』『女必殺拳』『伊賀忍法帖』『Ninja Empire』『The Real Bruce Lee』『大惡寇』『搏紮』『七殺街』『Weapons of Death』『鬼面忍者』『洪文定與胡亞彪/採陽女[封帛]主』『三毛流浪記』『名單』『大武士與小縹客』『烏龍教一』…おっ、ちょうど30本!
そして今回紹介する『忍者プロテクター』で31本となります。
この『Martial Arts 50 Movie Pack』、今まで何度か触れてきましたが、正確には収録されてる作品の数は46本となっています。なので完全制覇までにはあと15本ということなんですけど…この数は遠いのか近いのか微妙ですねぇ(苦笑)。で、その中で敬遠していたりする作品は以下の通り…↓
『ブラック・コブラ』『同2』『同3』『忍者ジョン&マックス』『真夜中のヘッドハンター・殺人の報酬』…あと『The Impossible Kid』『喧嘩プロフェッショナル』『The Black Godfather』も見るかどうか怪しいです。これらは功夫映画じゃなかったりマーシャルアーツ映画じゃなかったりするので、たぶん見ないで終わる可能性が高いです。
で、本作は見なくても良かったかなぁ…と思うタイプの作品である(爆
ご存知クズ映画の大御所であるIFDが制作したこの作品は、普通の愛憎劇をニンジャ映画へと改変してしまっている。とはいえ、さすがのIFDでも普通の作品をニンジャ映画に仕立て上げるのは難しい…そこで彼らが取った方法は「この人はこういう役で、この人はこういう背景があって…」という、各人間関係の改ざんだった。
素材にされたオリジナルでは普通の男性だったキャラがアンダーカバーにされるなど、とにかく内容は混沌を極めている。香港映画ファンとしては、ちょっとだけ出ている高飛(コー・フェイ)のアクションやジョン・ラダルスキーだけが救いなのかも知れない。
ところで本作は本来84分の作品なのだが、『Martial Arts 50 Movie Pack』収録分は68分しかない。きっと『Martial Arts 50 Movie Pack』収録分はダイジェスト状態なのだと思われるが、オリジナルを見てみたいと思う気すら起こさせないのは、さすがIFDと思う次第でございます(爆