つい先週の恐怖の雷鳴 | 人生は野菜スープ~アエリエルのブログ、または午前0時&午後3時毎日更新の男

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元職・雑誌フリーライター。バツイチ独身。午前0時か午後3時に定期更新。主な内容は軽音楽(ジャズ、ロック)、文学(現代詩)の紹介・感想文です。ブロガーならぬ一介の閑人にて無内容・無知ご容赦ください。

 つい先週の8月2日(火)の話ですが、引っ越し以来初めての本降りの雨になり、関東のこちらの地方では本降りどころか豪雨・洪水警報の大雨で、しかも雷雨注意報まで発令されたどしゃ降りの雨になりました。1時間20m/hでも十分警報級なのに、80m/hというと、外にバケツを置いて置けば1時間で8cmは雨水が溜まる算段です。
 幸いその日の外出の用事は午前中に済ませていましたが、正午近く帰宅の路に就くとき、額や頬に少しはぽつりぽつりと雨粒が当たる感触はありました。しかし警報級の豪雨・雷雨になるとはその時にはまだ予想できず、小雨の通り雨くらいのものかと思ったのが甘い、甘すぎる、それどころではないものでした。
 いきなり雷光が光り、ズドンと近隣に爆撃が落ちたほどアパートを揺るがす雷鳴が轟いたのは午後2時頃だったでしょうか。うちはドアベルやチャイムがなく、ドアも厚いので書き留め郵便配達など玄関口があるキッチンでないとノックの音も聞こえず、いつもCDを聴きながらの読書やブログ書きの定位置は煙草を喫うため北側と西側に窓があるキッチンの換気扇の前ですが、曇り日だったので点けていたキッチンの灯りが突然消え、換気扇も止まり、キッチンの続き部屋で冷気をキッチンに流している四畳半間のエアコンも止まってしまいました。
 それから数分して停電は復旧しましたが、雷光と雷鳴はひっきりなしに続き、大荒れの豪雨が立てる騒音で快適な音量で聴いているCDも聴き取れないほどでした。さらに数分置きに停電と復旧が続きます。雨音もたいへんな荒れ模様でしたが驚いたのは雷鳴で、雷光に続いて雷鳴が轟くたびにアパートにどかんという震度が響きました。大気振動でこれほど響くかと驚嘆するしかないもので、まるでこれが空襲というものなのか、花火大会の真下で打ち上げのたびに全身で感じる、鼓膜を破らんばかりの振動のようでした。その集中豪雨・雷雨が1時間ほど続き、割と普通の本降りに戻りましたが、台風6号の移動状況を知らす天気図を見ても台風自体は九州~四国の位置を進行しています。なのに神奈川県でも停電するほどの激しい雷雨だったわけで、実に納得できません。1時間ほどで豪雨・雷雨が通過したなら瞬間最大風速・爆弾級ほどの通り雨だったのかもしれませんが、木造アパートとはいえ建物を揺るがすほどの雷鳴とは恐るべしです。外出を済ませた後だっただけ幸運だったと思うしかありません。