街を散歩する女性 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。


女性


 透明水彩、グアッシュ(不透明水彩)、パステル、鉛筆、色鉛筆、ペンなどの画材を長年使ってきました。油彩は匂いや汚れが嫌いで使わない。


 しかし一度塗った色の上に他の色で上塗り出来るのは油絵具が一番だ。アクリル絵の具も可能なのだが、乾燥が速くて使いずらいと聞いていたので、以前買ったものをそのままにしておいた。


 アクリル絵の具、乾きが速いので紙のパレットを使う
絵の具

 最近、通っている絵画教室で、アクリルを使う人が増えてきた。私も使ってみようと思い、出来るだけ複雑で細かな中間色の描写をさける題材を選んだ。


 散歩する女性のデッサンだけは以前に描いてあった。これの背景にパリのリール通りにある三ツ星ホテルを選んだ。小さなプチホテルだ。17室ほどしかない洒落たホテル。背景としては単純だ。


 45年くらい前だろうか、初めて泊ったのは。アメリカから大西洋を渡ってパリに着いた我々を空港まで出迎えてくれたのが妻の大学時代の同級生のTさん。彼が予約してくれたホテルだ。「アメリカから来て疲れているのに、場末の安ホテルじゃ」と取ってくれた三ツ星ホテルだ。妻がパリ大学の夏期講座を受けるために3カ月ほど滞在する予定だし、何せ貧乏旅行だから三泊してサンジェルマンの無星ホテルに越さざるを得なかった。


 オルセー美術館
オルセー

 このリール通りを東へ3~4分歩くとオルセー美術館がある。当時既にオルセーは廃止された鉄道駅で、駅全体に垂れ幕が掛かっており外からは中をうかがい知ることもできない。


 1970年代の内装をはがされたオルセー駅(ホームページより借用)

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 当時フランス政府もどう活用すべきか迷っていららしい。何せパリ万博の頃の由緒ある建物だから取り壊す訳にもゆかない。体育館になるかと思っていたら、美術館になった。美術館としては少々無理があると思うが。


 今日のアクリル画は初めてで、出来の悪い塗り絵か子供の絵みたいになってしまった。


 それに今日は少し話が長くなりました。パリに行かれるときはこのホテルをお勧めします。但し8月は2週間ほどヴァカンスで休館するかも。本当のホテル名は「ホテル・ベルソリーズ・サンジェルマン」です。



 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ