夕方、駅からの帰りに、大きな農家の背の高い生垣の側を歩いていた。
「えっ、木彫りの鳥?それとも鳥の死がい?」と思わず、目を疑った。
その場を通り過ぎてから、不思議に思い、振り返ってじっと見ていた。夕暮れで判別しがたいが、ピクッと動いた。誰か捨てた木彫りでもディコイ(おとり用の木製鳥)でもない。そのまま眠っている。
これはディコイではなく、米国中西部やカナダの湖にいるルーンという水鳥の置物
「ハトがこんなところで居眠りをしているなんて、初めて見た。よっぽど眠いのか、それとも瀕死の状態なのかな」 起こさずにそっとしておいた。
昔、この場所でカラスが後ろから私の後頭部をどしんと襲撃されたことがあった。北風が吹くと、防風林みたいに風防止になり、危険なところというイメーイはないのだが、それ以来この場所を歩く時は気を付けている。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れと言いテルでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ