夏の夕暮れ、夏時間で8時というのに、まだ空は少し明るかった。オデオン界隈のレストランは満員で、補修中の安レストランで夕食を食べる羽目になった。
食後、ホテルに帰るのにサンミシェル橋でセーヌを渡り、シテ島のサントシャペルまで来た。サントシャペルが闇に包まれ壮麗なゴシックの塔が黒々と聳え立つ。その空は少しピンクに輝き、不思議と静寂さがか広がっている。
隣にはコンシエルジュリーといって、警察庁と裁判所があり、フランス革命時には捕らえられたマリーアントワネットが入っていた。そんなことを思いながらじっと眺めていた。
ここのステンドグラスは目もくらむばかりの美しさです。以前に載せた絵です。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ