鎌倉で演奏会 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。



 金曜日に演奏会。土日や祝日に会場を取ろのはアマチュアグループでは不可能に近いらしいです。首都圏の中小のホールが改装中らしいからです。


鎌倉駅
駅
若宮大路
通り
会場
ホール


プログラム  このかまくらシンフォニエッタは大船や逗子のホールで演奏会を持つのですが、今年は去年と同じく鎌倉の駅前の生活学習センターで行いました。288人分しかない小ホールです。


 プログラムはモーツアルトのディヴェルティメント、ハイドンの交響曲「驚愕」とベートーベンのロマンスヘ長調。それにヴェルディとシュトラウス。


 モーツアルトの曲はアマチュアの弦楽合奏団では定番の曲ですが、管弦楽団では余りないです。13歳でイタリアへ行って、旅行から帰って15歳の時に作った、イタリアの明るい空と太陽を思わせる曲です。弦楽だけで演奏されるのですが、一見易しそうなメロディーですが、管がないから弦がむきだしで一糸乱れぬという風にはなかなかいきません。


オケ

 ハイドンは全員がそろって大変に素晴らしかったです。フルートとオーボエが特に美しかった。弦も流れるような調子で素敵でした。ハイドンの曲は最高の演奏だったと思う。


 ベートーベンのロマンスは指揮者がヴァイオリンを弾きました。この曲は、その昔、我々の結婚式の披露宴で妻がピアノを私がヴァイオリンで演奏したのを思い出して懐かしかったです。彼の屈託のない素敵な演奏はよかったです。


 マチネですが、鎌倉は余りに遠すぎます。一日がかりです。演奏する方々は殆ど音楽学校の出身者ですから本当に上手です。来場者は高齢者で金曜日の演奏会でも満員でした。


 この楽団とは10数年前にドイツのアマチュアオーケストラとの合同演奏会に、大学のオケの先輩にご招待されて江の島まで聞きに行って以来です。彼が亡くなってから、同じオケの先輩がフルートで参加しているので縁は続いています。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」 1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of  Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ