ビーヴァ―城にて | 遠い夏に想いを

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アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 2度目にイギリスを訪れた時です。前にも載せたケンブリッジに行った次の日です。ケンブリッジを超えて更に北へ行ったところにビーヴァ―城という城があります。それ程大きなお城では無いのですが、映画の撮影などに使われたそうです。


Belvoire

 ビーヴァ―城はBelvoirと英語ではなくフランス語式に綴るのです。こういう例はヨーロッパに結構あります。ウィーンのベルベデーレ宮殿はBelvedereとドイツ語ではなくラテン語です。ザルツブルグのミラベル宮殿もドイツ語ではありません。極めつけはサンスーシー宮殿でしょうね。ドイツ語ではなくて、フランス語でSans Souciと書きます。「憂いも無く」って意味だそうです。


丘

 それはとに角として、ビーヴァ―城は広大な平野の中に盛り上がった丘の上に建っています。ですから、イギリスのお城といえばイギリス式庭園を期待しますが、ここでは庭という程の庭はないのです。


 ネタが無くなると、下手な絵になり申し訳ありません。以前に描いた水彩画です。



 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ