坂道を下って | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 小田急線で多摩川を渡って川崎市に入ると、左右は山ばかりになり、鉄道は山あいの谷底を通ってをます。


 神奈川県に限らず、町田市(東京都)も同じです。「町田って東京都なの」って言う都民も結構多いこの頃です。と言うのは小田急線で行くと、神奈川県を通らないと町田市に行けないのです。


 今、町田市民が東京都から神奈川県へ離脱したいと言っているそうです。神奈川県民はその要望にはお断わりしているそうです。イギリスのEU離脱みたいですね。


 友人のYさんが町田市の郊外に住んでいます。彼女の家に遊びに行くと、駅まで迎えに来た車が山を登って行き、車のナビが音声で「今、川崎市に入りました」。次の角を曲がると「今、東京都に入りました」。数回繰り返して、やっと家に到着です。かように山坂が多 く、川崎か東京が判らないのです。


坂


 この絵は小田急線の生田あたりの様子です。駅を出て小川を渡り、石段を登って行きます。くたくたになって上に着きます。振り返って見るとなかなかいい景色です。



 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ