今日は久し振りの雨ですね。日曜日は天気に恵まれ、横浜の緑区の弦楽オーケストラの演奏会を聴きにYさんと3人で青葉台のフィリアホールに出かけました。年に2回の定期です。昔、別の弦楽合奏団で一緒に弾いていた仲間がチェロを弾いていて、招待してくれます。
フィリアホールは大好きな小ホールの一つです。700人ほど観客を収容するホールですが、音が素晴らしく、リサイタルやカルテットなのどアンサンブルには最適です。飯田橋のトッパンホールが出来る以前は今は解散したアルバンベルグやザルツブルク出身のハーゲンカルテットなど一流の演奏家がコンサートをやってます。しかしこのホーるは青葉区の市民ホールにしかすぎません。
元オランダ・コセルトヘボー管弦楽やN響の団員だった人がコンサートマスターとして指揮をしています。団員はアマチュアですが大変上手です。
プログラムはモーツアルトの交響曲25番、プーランクのチェロと弦楽の組曲、ベートーベンの弦楽四重奏曲135番。
17歳のモーツアルトが作曲したこの曲はオーボエ、ホルン、ファゴットの管が入るのですが、弦楽用に編曲してあります。弦が非常に上手なので管がなくとも聴けます。但し、珍しく短調の曲なのでオーボエの悲しげな音が聞こえないのは物足りないです。
ベートーベンのカルテットは後期の作品で、カルテットの少人数の味が出ず、大変に上手なのですが、弦楽合奏では少々無理があったと思います。
3時からの音楽会ですから、終わったのが少々遅くなりましたが、ちょっとだけお茶にしようと、ビルの前のPAULに入りました。ここはフランスパン屋さんなのですが、奥に喫茶もあり、いつも空いているみたいです。ここのケーキはフランス風のタルト専門です、しっかりした焼き上がりでとても美味しいです。
40分も楽しく話をしていたら、体調の優れなかった私も妻もすっかり元気になりました。やはり人と会い、話に花を咲かせ、笑いあうといのがいかに健康にいいのか判ります。何よ入りも精神的に癒されますよね。それにいい音楽を聴いた後ですから。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ