思い出のパリ散歩‐① | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 昔、昔、その昔、妻がパリ大学に短期留学をしていた頃、3か月強パリに滞在しました。


 オデオンの傍のホテルにいた頃、パリ大学新ソルボンヌ第三分校に通い始めました。その後パリで知り合ったシスターに紹介されてモンスーリ公園の前のマリア会の宿泊施設に引っ越しました。


 15年後にパリを訪れ、当時の思い出の場所などを散策。ほんの一部分しか回れなかったのですが、15年も経つとかなり忘れていました。


 下の水彩画は地下鉄の出入り口で、はてなと思い迷っている奥様。駅の名はJussiuw(ジュシュー駅)。


地下鉄

 どう勘違いしたのか、ここで降りてしまいました。右に行くと第六分校と他の施設があり、左に行くとアンリ・ルソーが密林の絵を描くのに通ったといわれる植物園があります。第三分校へは歩いても行けるのですが、そもそも降りる駅が違います。サンシエ・ドーバントンで降りなきゃ駄目なのに。


終了書  それでも、かなり広い植物園を通り過ぎた斜め向かいの角が校舎ですから歩いても行けるのです。私も忘れていたからとやかく言えないですが。帰国後に終了証書を見いてもソルボンヌ本校のサン・ジャック通りしか載っていません。


 植物園は授業が終わった奥様と待ち合わせのために息子と一緒に行きました。それでこの駅をよく使っていたので勘違いしたらしいのです。結局、第三分校は諦めました。「また来るから」って、結局行かずじまいでしたが。





 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
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