東京・鎌倉・吉祥寺、ああ忙しい | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 昨日は雨でしたが、大変に忙しい一日でした。午前中に家を出て小田急線に乗り、町田で後輩の女友達と合流し、藤沢・大船でJRに乗り換えて鎌倉へ。大学の先輩のWさんがフルートで参加している「かまくらシンフォニエッタ」の定期演奏会が鎌倉駅前の学習センターで開催されました。


 今日は演奏会終了後すぐに電車に乗り帰らなければならいので、一緒に行った友人と行がけに鎌倉でお茶をしました。


 今日のプログラムはモーツアルトのアイネクライネナハトムジーウ。ヘンデルの水上の音楽、モーツアルトの交響曲25番、ハイドンの交響曲88番。


 モーツァルトの25番は管がオーボエとホルンだけのシンプルな編成ですが、ファゴットもいれて演奏。17歳の時の作曲ですが、曲は映画「アマディウス」のテーマ曲にもなりました。シンコペーションの激しい第一主題に立ち向かうモーツアルトが35歳の短い一生を暗示する運命的な曲です。弦の一糸乱れぬ激しい音と歯切れの良さは素晴らしい。

 ハイドンの曲は2管編成だから交響曲らしい曲です。それでもアマチュアは易しいからとハイドンを選曲する。我々の学生時代にはよく演奏しましたが、結果はかなり大変なことになります。ハイドンらしく演奏するのは大変に難しい。今日のハイドンは穏やかな素敵なハイドンでした。但し会場は音響が悪く、反響が殆どなく、楽器の音がむき出しといった、演奏者には気の毒なホールでした

karutetto

 最近はどこのアマチュアオケでもやっていますが、今日は休憩時間にフルートカルテットをロビーで披露しました。先輩のWさんは器用な人でクラシックのカラオケレコートが発売されると、これにあわせてテープで録音し、CDに焼き直して、モーツアルトのニ長調の協奏曲を友人に配布したりしていました。今日の二長調カルテットも我が家に集まり合奏したこともあり、彼にとっては手慣れたものですが、今日は少々緊張気味みでした。フルートの輝くような音色が軽快にロビー中に響きわたり楽しいひと時を過ごしました。


chuka  6時から吉祥寺で妻方の従兄妹が集まって早めの忘年会というか集まりがあるので、演奏会終了後すぐに湘南ラインに乗り、横浜で友人の彼女と別れて、新宿へ直行し、中央線で吉祥寺のレストランへ。


 昔は大きなホテルなどで親戚会とか従兄妹会などを開いているよく見かけたものですが今はどうだろうか。こちらの従兄妹会は25年以上も続いている恒例の集まりです。伴侶も含めて24人位になりますが、こんな会合でもなければ従兄妹でもなかなか会えないので、年賀状だけでない、貴重な機会です。この機会に地方からも馳せ参じる人もいます。




 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ