暑い午後にはノクターンで | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 暑いですね。東京では酷暑が一週間振りに収まり、今日は雨ですが、まだ30度以上です。

 夏の暑い午後に窓から入り込むそよ風に涼んでいる、スリップ姿(今はロングキャミソールと呼ぶ?)のご婦人を以前に空想で色鉛筆でさっと描いたものです。別にモデルはいません。何かショパンのノクターンが聞こえてくるような一瞬です。ノクターンって夜想曲ですが、午後でもいいですよね。

午後の婦人

 そいえば、このショパンンのノクターンで思い出すのが、ある映画の主題曲にこの曲が使われていたことです。遥か昔(1956年作)の話で申し訳ありませんが、映画はエディ・デューチン物語(愛情物語)です。タイロン・パワーとキム・ノヴァク(二人とも懐かしい名優ですね)が主演で東京の東銀座にあった松竹東劇で上演されました。写真はNet「Yahoo映画」より借用。

映画

 エディ・デューチンは戦前にアメリカで活躍した実在のポピュラー音楽のピアニストです。資産家の令嬢のお陰で楽壇にデビューでき、彼女と結婚しますが、子供を授かって彼女は重い病で亡くなります。そして彼は兵役につき、戦後離れ離れになっていた息子と再会、そこの孤児院の女性と再婚しますが、自らも白血病になり、苦しみの末自殺してしまいます。優しさと愛情に満ちた感動の映画で、まさに愛情物語です。

Chopin - Nocturne op.9 No.2 /M・Polliniの演奏



 「エディー・デューチン・ストーリー」という伝記ものですが、日本語で「愛情物語」とは、まさに脱帽ですね。なお映画の中のでのピアノ演奏の音はレオン・キャヴァレロによるそうです。



 Viosan の「ミネソタの遠い日々」

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