私が「さくら、さくら」って余り言うものだから、「近くの神社に物凄く綺麗なしだれ桜が咲いているけど、見に来ない」って義理の弟から電話がありました。
自動車で小田急線の読売ランド前の彼等の家に行きましたが、登戸を過ぎた頃からひどい渋滞で、まさに1メーター刻み、20分くらいの道のりを90分もかかりました。
家に着いてから一休みしてから出かけました。竹林の丘の細い道を登って行きました。陽射しが強くなってきましたが、周りは静かで、うぐいすの鳴声が竹林に響き渡り、丘の上ではめじろが飛んでます。
ハイリゲンシュタットの森を思い出しました。ベートーベンが小川のせせらぎを聞きながら、小道を登っていくと、カッコウが鳴いています・・・・・なんて、田園交響曲のメロディーが聞こえてくるようです。
15分くらい歩いて、隣の生田駅の近くの丘の途中まできました。須賀神社という小さなお社です。正面の鳥居の後ろには豪華、絢爛たるしだれ桜の花が満開です。
お社の裏側には大きな染井吉野の木が花を付けています。多摩川の桜並木は一分か二分咲きだというのに、ここでは八分咲きでした。
帰りは坂を降りて、生田の駅の近くの鮮魚料理店で遅い昼食を取り、また小田急線沿いに歩いて読売ランドに戻り、車で帰宅しました。腰が痛いのに、よく歩いた一日でした。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ