神社のしだれ桜 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 私が「さくら、さくら」って余り言うものだから、「近くの神社に物凄く綺麗なしだれ桜が咲いているけど、見に来ない」って義理の弟から電話がありました。


 自動車で小田急線の読売ランド前の彼等の家に行きましたが、登戸を過ぎた頃からひどい渋滞で、まさに1メーター刻み、20分くらいの道のりを90分もかかりました。


 家に着いてから一休みしてから出かけました。竹林の丘の細い道を登って行きました。陽射しが強くなってきましたが、周りは静かで、うぐいすの鳴声が竹林に響き渡り、丘の上ではめじろが飛んでます。


竹林
 ハイリゲンシュタットの森を思い出しました。ベートーベンが小川のせせらぎを聞きながら、小道を登っていくと、カッコウが鳴いています・・・・・なんて、田園交響曲のメロディーが聞こえてくるようです。


須賀神社01
 15分くらい歩いて、隣の生田駅の近くの丘の途中まできました。須賀神社という小さなお社です。正面の鳥居の後ろには豪華、絢爛たるしだれ桜の花が満開です。


しだれ桜03  
しだれ桜01  
しだれ桜02  
しだれ桜04       

 お社の裏側には大きな染井吉野の木が花を付けています。多摩川の桜並木は一分か二分咲きだというのに、ここでは八分咲きでした。


染井吉野
須賀神社02
 帰りは坂を降りて、生田の駅の近くの鮮魚料理店で遅い昼食を取り、また小田急線沿いに歩いて読売ランドに戻り、車で帰宅しました。腰が痛いのに、よく歩いた一日でした。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ