11月24日は労働感謝の日で振り替え休日。市ヶ谷のルーテル教会で開かれたルソール弦楽合奏団の演奏会に行ってきました。市ヶ谷のお堀端の桜の木が紅葉し、秋の深まりを感じました。
前日の23日は前回のブログで紹介しましたが、青葉台のフィリアホールで行われた横浜緑区弦楽合奏団の演奏会でした。11月、12月は音楽会が盛んです。
ルソールについては以前に紹介していますが、49年も続いた歴史ある弦楽合奏団です。15年前と団員が変っておらず、みな高齢になっていますが、聴きにくる人たちも同じく高齢化しているので、今はマチネで開催されいます。
500人ほど入る座席はかってないほどに満席で、補助椅子を出しても間に合わないほどでした。
今回は弦楽の各パートのトップによるコンチェルトの独奏が主でした。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。曲はバッハ、テレマン、クリスチャン・バッハで、みな大変に上手で驚きました。
今回はこの楽団としは異例の出来事をやってのけました。弦楽だけでなく管楽器を加えてモーツアルトの25番の交響曲を演奏したのです。管の奏者は早稲田大学オーケストラのOB会からトラで参加しました。快活で澄んだ響きでモーツアルトらしい演奏でした。この曲は映画「アマディウス」のバックに流れていましたから記憶されている方もいるでしょう。
ルソールができた頃は独奏者に管楽器奏者をよく迎えて合奏していたと、昔の勤務先にいた後輩が言っていました。彼はルーソールを立ち上げたグループの一人でアマのオーボエの名手でここで演奏もしたと言っていました。
私と妻がむかし参加していましたが、現在はルーソールも早稲田大学オケOB会も脱退しております。来年はルソールの50周年記念の演奏会を計画しているので、かっての団員も参加して欲しいとのことですが、狭い舞台に全員がのるかどうか、はたしてどうなる事やら。
ここに来ると多くの古い団員に久しぶりに会えるので楽しみです。以前ここでチェロパートを弾いていて、今は緑区合奏団に移った方なども聴きに来ています。古い友達に再会できるのが楽しみの一つです。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ