何にもない小さな街でも気のきいた小さなレストランが一軒くらいあものだ。去年の暮れにフランス語を勉強する高齢者の忘年会に使ったレストランだ。
よかったから今度行こうと奥さんが言っていたが、実現しないままになっていた。丁度私の誕生日が来たので行ってみることにした。
妻の誕生日は台風のためにケーキを買ってきて祝った。雨の降りそうな空模様だが、奥様は「健康のために歩いていこう」と歩きに拘るので、住宅街に向かって東に10分くらいトコトコ歩いた。こんなん処にフレンチレストランが?という場所にある。プティ・クー(ル)っていうのだが、「ちっちゃい中庭」の意味だろう。
中に入るとちっちゃな隠れ家的な店だが、席は奥の小部屋を含めて18席ほどある。
ランチメニューから選んだ。前菜はサーモンと豚肉。メインはビーフステーキ。デザートも素敵。なかなか洒落て美味しい。パンは自家製でとても美味しい。帰りにパンを持って帰りなさいと沢山くれた。
もう歳だから誕生日がきても決して嬉しいとはいえないが、生きている限り毎年やってくる。誕生日と仲良くやっていかなければと思う。兎に角、楽しいひと時だった。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ