今日はマルグリット・フランスさんの追悼音楽会に行ってきました。まだお若い(72歳)のに、昨年7月27日に癌で天に召されました。本当に惜しい方を失いました。多くの音楽大学でヴァイオリンを教えられたので、日本に帰化された彼女の指導を受けた方は多数にのぼると思います。
彼女の追悼音楽会については、彼女に関する私の昨年8/24の記事に追記として加えました。この記事にアクセスされて、音楽会に来られた方には心から感謝いたします。聴衆は千人以上で、聖堂がいっぱいになりました。
聖心女子大学は初めての訪問です。音楽会は聖堂で行われたのですが、ステンドグラスなどなくとも質素で荘厳な作りです。音の響はとても素晴らしいです。
プログラムはラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、武中淳彦氏の「スターバト・マーテル」、フォーレの「エレジー」、そしてフォーレの「レクイエム」でした。
レクイエムといえばモーツアルト、ヴェルディ、フォーレが有名です。モーツアルトのは暗い感じで、ヴェルディはトラマチックで、フォーレのは追憶と祈りの曲で、マルグリットさんには最も相応しい曲だと思います。
フォーレのレクイエムはオーケストラも合唱も最高でした。静かな祈りのように響が聖堂を満たしていました。
演奏はリテ―管弦楽団、合唱はリテー合唱団、声楽独奏者5名、指揮は松山氏と武中氏。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ