アマチュア音楽三昧-その2 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

遠い夏に想いを-ホール  土曜日は世田谷美術館の小ホールでアマチュアのトリオの演奏会。「トリオ・アンフィニ」というアンサンブル。妻の関係で聴きに行きました。ヘンデルの3番のヴァイオリン・ソナタ、ベートーベンのピアノ・トリオ作品1の3とブラームスのピアノ・トリオ1番。なかなか上手なグループです。


 ヘンデルの3番のソナタには思い出があります。私は中学2年でヴァイオリンを始めだのですが、途中3年生で高校受験、高校の2年生・3年生では大学受験があり、大学に入るまで正味2年半間ほどしか弾いていません。大学ではオケに入団し、久し振りにヴァイリンを弾きました。入団した最初の演奏会は今でも思い出します。セカンドヴァイオリンの後ろのプルトで弾いていました。曲はシューベルト8番の未完成交響曲。冒頭から続く16分音符のトレモロ。永遠に続くのではないかと恐怖に感じたものです。


 兄の大学オケの仲間に新橋にあった梅沢楽器店というヴァイオリンと弦楽器の専門店の息子さんがいました。この店で新しくヴァイオリンを購入して、暫く辞めていたレッスンを彼にみてもらいました。ヴァイオリンの店の息子さんですから、子供の頃から弾いてたので大変に上手でした。そして選んだ曲がヘンデルの3番のソナタ、へ長調でした。


 世田谷美術館は久し振り。美術館にホールがあるとは知りませんでした。200席ほどの綺麗な小ホールです。


遠い夏に想いを-紅葉

 美術館のある砧公園はかっての勤務先に近く、よく散歩に来たものです。その昔は9ホールのゴルフ場があったので敷地はかなり広いです。そろそろ紅葉が始まりかけています。


 帰りに付属の喫茶店に寄り、ケーキとコ-ヒーを楽しみました。夕暮れが迫って、夕日が綺麗です。木々が多くって気持ちがいい。




遠い夏に想いを-日没







遠い夏に想いを-喫茶店
遠い夏に想いを-ケーキ








 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ


 金曜日(前日のブログ参照)は大学オケのOBの例会。年に4回ですが、今回からベートーベンの2番の交響曲(ベートーベン31歳の時の作品)とモーツアルトの23番のピアノ協奏曲(モーツアルト30歳の時の作品)を3回にわたって仕上げます。仕上げても演奏会がある訳でないので気が楽です。もう会を結成してから20年くらい立っています。後輩や先輩が増え人数も増えたので、今は私はセカンド・ヴァイオリンを弾いています。

 ベートーベンの2番も弾くのは結構大変ですが、リズム感があり、美しく、楽しい曲です。モ-ツアルトの23番は優美な協奏曲で弾いていて心地良いです。