F.クライスラーの珠玉の小品 愛の3部作 | 遠い夏に想いを

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アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 クライスラーのこれらの小品はクラシックに馴染みのない人達でも一度は聞いたことのあるヴァイオリンの名曲です。下の絵は昔描いた鉛筆画で、これ等の曲とは関係ありません。

$遠い夏に想いを-演奏家

 1930年代にロシア、ドイツ、オーストリア、東欧などで活躍した名ヴァイオリニストの90%近くがユダヤ系で、クライスラーも例外ではありませんでした。ロシヤ革命や、ナチスの排斥で、色々な国を経て、アメリカに亡命した人達が多いのです。

 昔、クライスラーの伝記を読みましたが、彼も波瀾万丈の人生を送った人です。天才少年でヴァイオリンを3歳で始め、コンセルヴァトワール(パリ高等音楽院)を12歳で首席で卒業してしまう。その後医者になりたくて普通の高校へ進学し勉強するが失敗し、オーストリア陸軍に入り、軍人を目指します。

 練習嫌いで有名でした。ウイーンフィルに入団を断られたって面白いですね。またアメリカに亡命した後も、ユーモアに溢れた人だったと昔読んだ「リーダーズ・ダイジェスト」誌の記事が伝えています。

 「ある時、彼はレストランで食事をしていました。ご婦人がウェイタ-に『あの紳士はどなたですか』との問いに、ウェイタ-は『クライスラーさんですよ』と答えたので、このご婦人が彼のところへ進み出て、『クライスラーさん、お宅の車を大変愛用しております。ここにサインを頂けたら』 クライスラーはニッコリ微笑んで『ウォルター・クライスラー』とクライスラ-自動車の社長の名前を書いた」そうです。

 今は往年の名盤の復刻版がCDで買えるようになりましたし、YouTubeなどでも見られます。この動画の演奏は現代の演奏のとはかなり違いますが、古いウィーンの香りが漂ってくるようです。

美しきロスマリン/クライスラー自身による演奏

$遠い夏に想いを-楽譜01

Kreisler plays Kreisler - Schon Rosmarin


愛の喜び クライスラーによる演奏

$遠い夏に想いを-楽譜02



愛の悲しみ/クライスラー自身による演奏

$遠い夏に想いを-楽譜03




 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページ
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