サン・ミシェル橋は1378年に初めて作られてから、幾度か作りかえられ、現在の橋は1857年に作られたそうだ。サン・ミシエル大道通りはシテ島を抜けて南北にパリを縦断する幹線道路である。
シテ島にはコンシェルジュリー(裁判所・牢獄)があり、その中庭には13世紀に完成した美しいサント・シャペルがある。サント・シャペルにはおかしな思い出がある。40年前にはサント・シャペルに東京の地下鉄職員みたいな服装をした男性ガイドが沢山いた。大勢の観光客を引き連れて、大声でとうとうと説明るのだが、彼のそばに偶然居合わせて、息子のチャオが小声で話をしようものなら、突然、大声で「シランス!(黙れ!)」とやられてしまう。彼の説明の声が大き過ぎて、邪魔になる事など気にとめない。
色鉛筆画のサン・ミシェル橋にはサント・シャペルの塔が見える。水彩画のサント・シャペル堂内では上を見上げる人たちでごった返していた。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ