18世紀フランスの画家、シャルダンの展覧会を見に、三菱一号館美術館へ行ってきました。東京駅からも近くにあり、丸の内界隈の新旧ビルのうちでも、明治時代に日本で活躍した英国人コンドルの設計による赤レンガの建物です。
かっては事務所が入っていましたが、いまは落ち着いた美術館になっています。
<マネやルブランなどの、いい展示会もあります>
ここのいいところは小さいながらイギリス式のスクエア風の広場が在るところですね。
<カフェから(上)、美術館3階から(下)>

ロンドンのスクエアには芝生だけの小さなスクエアから樹や花があるスクエアまで色々ですが、ここのスクエアは花壇や樹が植えられており、それらしい雰囲気が漂ってきます。
<美術館入口(上)、庭(下)>
この周辺にはご存知赤レンガの東京駅が建築当初の姿に戻っています。
更に、東京駅北口を出て右奥に日本工業クラブビルがあります。大正時代の1920年に完成した鉄筋コンクリートのビルです。
また皇居側には明治安田生命ビルの重厚な石造りの建物があります。1934年に建てられた国の重要文化財です。日本工業クラブビルも明治安田生命ビルも古い建物を残してその後ろに隣接して高層ビルを建て、土地を有効に活用しています。
ここから日比谷までの丸の内仲通りは落ち着いた店舗が軒を連ねます。ブロックごとにビルが建てられているので、欧米の中心街のように統一がとれています。有名店があり洒落たカフェやレストランがあり大人の雰囲気に溢れる通りで、原宿などとは街の趣が異なっています。

よく歩いた、素敵な一日でした。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ